ITリサーチ大手、ガートナー ジャパンの亦賀忠明リサーチバイスプレジデントは10月10日、「日本政府および国産ベンダーは、次世代スーパーコンピュータ・プロジェクトの在り方を今一度点検することを推奨する」と結論付けたレポートを発表した。 このレポートは「IBM:POWER7で2010年に10PFLOPSを目指すことを改めて表明」と題されており、IBMのスーパーコン戦略を分析したレポートに見える。実際には,米国政府とIBMの戦略性と、日本政府と国産メーカーのそれを比較した内容になっている(ガートナーのWebサイトに掲載されているレポート)。 レポート公表に先立ち,亦賀バイスプレジデントはITproの特別番組サイトEnterprisePlatformにおける対談記事「再編は不可避、2010年に生き残るのは誰か――ウォッチャー対談・サーバー・メーカーの明日(後編)」の中で,日本のスーパーコン・プロ