若手エンジニアというのは、野球選手に例えるならば、バッターボックスにも立っていない状態です。若手をバッターボックスに送り出すことは、ベテランにとって重要な仕事だといえるでしょう。また、若手が自らバッターボックスに向かうことも大切です。しかし、職場環境や社会環境の変化によって、“若手をバッターボックスに送り出すこと”や“若手が自発的にバッターボックスに向かうこと”が、厳しくなっているという現実があります。 →「いまどきエンジニアの育て方」連載一覧 第5回「若手の切り札“教わっていません”には、こう対処する!」と、第6回「まずはバッターボックスに立たせる! 若手のやる気を引き出す秘訣」の記事に関して、いくつか反響をいただきました。それを読むと、上司に対する不満の声が、やや目立っていた気がします。読者の皆さんが、自分の上司を思い浮かべたのかもしれませんし、本連載に登場する田中課長に対して「もっと
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