前回のブログで「次は SDN に関して書く」と宣言してから大分時間が経ってしまいました。SDN(Software Defined Networking)という言葉は、バズワード的な性質が強く、また市場も擾乱しており、個人やコンテクストによって意味することが異なるため、端的に書くのが難しい話題です。 SDNの喧噪 SDN とは「パスやフローといったデータ プレーンの Programmability」または「データ プレーンを Programming すること」を指す、というのが、現時点における最も一般的な定義だと思います。巷では、「SDN/Openflow」のようにわざと曖昧にさせているような記述もよく目にしますが、これは『フローの Programmability、およびそのための 1 つの手段としての Openflow』と捉えられます。また、データプレーンのみならず、コントロール プレーン