衆院TPP特別委員会で、採決時に民進党などの議員が抗議して委員長席に詰め寄る様子を閣僚席から見つめる山本有二農相(中央奥)=国会内で2016年11月4日午後4時24分、川田雅浩撮影 環太平洋パートナーシップ協定(TPP)の承認案と関連法案は4日の衆院TPP特別委員会で、自民、公明、日本維新の会の3党の賛成で可決された。民進、共産両党は、失言が相次いだ山本有二農相の辞任がないままの審議に反対して欠席し、与党側は両党欠席のまま採決を強行した。政府・与党は8日の衆院本会議採決による衆院通過を目指す。野党の反発で参院審議が難航する可能性もあり、11月30日までの国会会期の延長は不可避の情勢だ。 約1時間遅れの4日午後2時半ごろに始まった同委で、山本氏は強行採決に触れた自らの発言を「冗談」とした新たな失言について謝罪。「不用意な発言で再びご迷惑をおかけし、心からおわびする。発言を撤回する」と述べた。
舛添知事をかばえず、降ろせず=自公苦悩、出直し選なら人材難 政治資金問題が次々と噴き出した舛添要一東京都知事をめぐり、自民、公明両党が頭を抱えている。「猛省が必要」( 谷垣禎一 自民党幹事長)と冷たく突き放すものの、2014年の都知事選で支援した手前、「舛添降ろし」に動くわけにもいかないからだ。当面は舛添氏の対応や世論の動向を注視する構えだが、知事辞任に発展して出直し選挙となる場合、適当な後継人材も見当たらず苦慮しそうだ。 「舛添氏はもう持たない。あと2年も知事を続けられない」。自民党参院幹部は20日、舛添氏が辞任に追い込まれる可能性は高いとの認識を示した。舛添氏は資金問題に関する同日の記者会見で、第三者による調査実施を口実に具体的な説明を避けており、与党内には「公私混同も甚だしい」(自民党閣僚経験者)、「どこかの時点で辞めるのではないか」(公明党中堅)と厳しい受け止めが広がっている。
2015年07月28日13:39 カテゴリ 世界産業遺産、徴用工問題、自民党国際情報検討委員会として官房長官申し入れ カテゴリなしの他の記事
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