日本の人口が減り、どんどん老いていく中、第3次安倍改造内閣が「一億総活躍社会」のスローガンを打ち出した。日本中の老若男女が「総活躍」するためには、グローバルな市場で稼ぐ力をつけ、世界水準で日本が「魅力的」な国でなければならない。つまり「日本人一億総活躍社会より一億総モテ社会を目指さ」なければならない。そう主張する、鈴木洋之・PwC(プライスウォーターハウスクーパース)日本代表に聞いた。 (聞き手は広野彩子) 第3次安倍改造内閣が、「一億総活躍社会」というスローガンを打ち出して、担当大臣も任命しました。 鈴木:一億総活躍社会、老人も含めて全員頑張れって話ですよね。ご存じの通り少子高齢化ですから、特に女性の活用は間違いなく鍵になります。世界的に見ると、日本だけでなく先進国はおしなべて少子高齢化ですが、一方、若い人口が増えて、その人たちが経済力をつけつつある国もかなり増えてきているわけです。 特
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