日本に「パフォーマンス学」を導入したパイオニアであり、その第一人者である佐藤綾子氏。多くのメディアに登場し、その著書は全168冊にも上る。そんな佐藤氏にエンジニアの面接を想定した、「誰でもできる基本7カ条」をつくっていただいた。 「もっと詳しいことも言えますが、まずは基本を覚えましょう。最初は入室からの姿勢です。立ち姿の印象は15メートル離れたところからでもわかるもの。そして、私が3000人以上にヒアリングした結果、最初の2秒で第一印象が決まるとわかりました」 つまり、面接室のドアを開けた瞬間から「勝負」は始まるのだ。 「背筋を伸ばして、歩幅は大きくして、まっすぐ直線で席まで向かいましょう。元気よく、堂々と歩いてください」 着席して面接がスタート。話すときは相手の目を見る。佐藤氏によれば、1分間に合計32秒以上断続的に見ていると、相手は「関心がある」と思ってくれるという。 「面接官が複数の