性犯罪を減らすために性的コンテンツを規制するという動きについては過去何度も話題になっているが、その議論に一石を投じるレポートが全米経済研究所から今月発表されたそうだ(ウォール・ストリート・ジャーナル)。 このレポートによると、「間違って」売春が合法となるよう法律を改正してしまったロードアイランド州において、この意図しない合法化が世間に知られ、その後再び非合法に改正されるまでの6年間でレイプ犯罪や淋病の発生件数がが大幅に減少したという。ある調査では、レイプは31%、淋病は39%減少したという。 性産業の容認によって犯罪発生率が下がるだろうことは今までも経験則では語られてきたものだが、それが明確な数字として示されたことは興味深い。性的醜聞を含む話題では、良識派を自認する人ほど「臭いものに蓋をする」感覚で単純な規制と隠蔽に逃げがちであるように思う。しかし、真の意味で女性を「守れる」施策について私