ポッドキャスト「町山智浩のアメリカ映画特電」、更新しました。 http://www.enterjam.com/tokuden.html 今週は1971年のアカデミー賞で最優秀ドキュメンタリーに輝いた『大自然の闘争/驚異の昆虫世界』についてです。 ↓音楽ラロ・シフリン
シドニー・ポラック監督が死んだ。 世間では『追憶』や『トッツィー』が代表作と言われているが、 実は『追憶』以降のポラックは『コンドル』以外はあんまり冴えないのだ。 『ランダム・ハート』『サブリナ』みんなカスだった。 アカデミー賞取った『アウト・オブ・オフリカ』なんて噴飯物の大駄作だ。 ポラックが輝いていたのは劇場用映画デビューしたての頃だ。 『彼らは廃馬を撃つ』の映画化『ひとりぼっちの青春』、 黒人と白人の友情を描くアクション西部劇『インディアン狩り』 それに、ヨーロッパ戦線を幻想的に描いた『大反撃』だ。 アメリカ軍の小隊を率いるバート・ランカスターがアルデンヌの森で、 霧の中にたたずむ古城に通りかかる。 その古城の主、伯爵は性的に不能なので、美しい妻とランカスターを寝かせて跡継ぎの子種を得ようとする。 伯爵にとって男のプライドよりも、ヨーロッパの美を集めた城を守ることが至上なのだ。 そこ
正月明け早々に嵐の中をハリウッドに出張したよ。 ジャック・ブラック主演の新作映画『Be Kind Rewind(巻き戻して御返却ください)』の取材でね。 ニュージャージーのビンボーな町に古くて汚いレンタル・ビデオ屋があった。 置いてあるのはVHSビデオのみ。でも、DVDプレイヤーが買えないビンボー人や、新しいテクノロジーに追いつけないおじいちゃんやおばあちゃんからは重宝がられていた。 店員はモス・デフ。店の常連はガラクタ置き場のトレイラーに住むジャック・ブラック。 ジャック・ブラックはある日、高圧電線に触れて強烈な磁気を帯びてしまい、店のテープを全部消去してしまう。 そこに常連の可愛いおばあちゃん(ミア・ファロー)がやって来た。 「『ゴーストバスターズ』って映画あります?」 「ちょ、ちょっと待ってください!」 さあ、困ったモス・デフはとんでもないアイデアを思いついた。 ええーい! 自分で『
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