小説と本に関するJohnRTylorのブックマーク (1)

  • アイデンティティが問われ続ける極上のチェンジリング・ファンタジィ──『カッコーの歌』 - 基本読書

    カッコーの歌 作者: フランシス・ハーディング,児玉敦子出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2019/01/21メディア: 単行この商品を含むブログを見る嘘をつけばつくほど、真実を宿した大きな実をつけるという「嘘の木」をめぐる傑作歴史ミステリ『嘘の木』の著者フランシス・ハーディングの最新邦訳がこの『カッコーの歌』である。いやー、期待していたけど今回もめちゃくちゃおもしろい! 書名にカッコーと入っているように、問題を抱えながらも平穏に暮らしていた一家の元へ、取り替え子的にやってきてしまった一人の少女=人形の物語である。読み進めるたびに自分はいったい誰なのかとアイデンティティが問われ、新たな名前を、人生を得るために奮闘していく。それを取り巻く文体と超常現象の数々はページをめくる手が止まるほど美しく、描写に耽溺させてくれる極上のファンタジィだ。 舞台とか 舞台は1920年、依然として戦争

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