もしヒトデに帽子を被せるとしたら、どこにしますか? ヒトデの真ん中?それとも星形に伸びた5つの腕のどれか? バカげた質問と思うかもしれませんが、生物学者にとっては実に深刻な問題となっています。 というのも人や犬、鳥などを見れば、どっちが頭でどっちがお尻かは一目瞭然ですが、ヒトデは5本の腕でどの方向にも進めるため、体の前と後ろが分からないのです。 中には「ヒトデには頭がなく、5本の腕だけで動いているのではないか」とする意見もありました。 しかし、どうやら真実は逆だったようです。 米スタンフォード大学(SU)の最新研究により、ヒトデの体のほぼすべては「頭部」に関連する遺伝子からなり、頭が5つに分かれた存在と言えることが判明しました。 雑に言うと、ヒトデは”歩く頭”だったのです。 研究の詳細は、2023年11月1日付で科学雑誌『Nature』に掲載されています。 Study reveals lo
理化学研究所(理研)生命機能科学研究センター 染色体分配研究チームの三品 達平 基礎科学特別研究員(研究当時、現 客員研究員)、京都大学 生態学研究センターの佐藤 拓哉 准教授、国立台湾大学の邱 名鍾 助教、大阪医科薬科大学 医学部の橋口 康之 講師(研究当時)、神戸大学 理学研究科の佐倉 緑 准教授、岡田 龍一 学術研究員、東京農業大学 農学部の佐々木 剛 教授、福井県立大学 海洋生物資源学部の武島 弘彦 客員研究員らの国際共同研究グループは、ハリガネムシのゲノムにカマキリ由来と考えられる大量の遺伝子を発見し、この大規模な遺伝子水平伝播[1]がハリガネムシによるカマキリの行動改変(宿主操作[2])の成立に関与している可能性を示しました。 本研究成果は、寄生生物が系統的に大きく異なる宿主の行動をなぜ操作できるのかという謎を分子レベルで解明することに貢献すると期待されます。 自然界では、寄生
カプセルトイメーカー「いきもん」のブランド「ネイチャーテクニカラー」に、サカバンバスピスなどの古生物(古生代魚)をデフォルメしたアクリルマスコットが登場しました。10月17日から全国のカプセル自動販売機で順次販売で、価格は1回300円。 10月17日に発売される「サカバンバスピスとこせい的ななかまたちアクリルマスコット」(1回300円) カプセルトイ「サカバンバスピスとこせい的ななかまたちアクリルマスコット」では、ヘルシンキ自然史博物館の復元模型がSNSで話題になった「サカバンバスピス」をはじめ、「ケファラスピス」「ロガネリア」「フルカカウダ」「プテラスピス」「ドレパナスピス」の6種の古生物がマスコット化。同博物館の模型を参考に、権利元の許諾を得て商品化しています。 サカバンバスピス ケファラスピス ロガネリア フルカカウダ プテラスピス ドレパナスピス イラストを手掛けたのは、発行部数1
【読売新聞】大阪市のメインストリート・御堂筋で、中央分離帯の植え込みに、季節外れのスイカの実がなっているのが見つかり、通りかかった人たちを驚かせている。 道路を管理する市が12日に確認した。多くの車が行き交う中、植栽の陰につるを張っ
交尾にうんざりしたメスガエルは奇抜な戦略を編み出して望まない交尾を回避しているようです。 ベルリン自然史博物館の研究者キャロリン・ディトリッヒ氏らの研究によって、ヨーロッパアカガエルは、「爆発的」に繁殖が起こる時期になると、死んだふりを含む、あの手この手で望まないオスとの交尾を避けることがわかりました。 ヨーロッパアカガエルのメスは、交尾を巡るオスたちの熾烈な争いに巻き込まれ、命を落としてしまうこともあるそうです。死んだふりをしてまで交尾を避ける状況とはどのようなものなのでしょうか? そして、死んだふりは果たして本当に有効なのでしょうか。 今回の研究の詳細は、2023年10月11日付けで、『Royal Society Open Science』に掲載されています。
原生生物(げんせいせいぶつ、Protist)とは、生物の分類の一つで、真核生物のうち、菌界にも植物界にも動物界にも属さない生物の総称である。もともとは、真核で単細胞の生物[3]、および、多細胞でも組織化の程度の低い生物をまとめるグループとして考えられたものである。いくつかの分類体系の中に認められているが、その場合も単系統とは考えておらず、現在では認めないことが多い。 概要[編集] 単細胞のもののほかに、多細胞であっても、ごく小さくて微生物として扱われるものが多いが、褐藻類(褐藻植物門:コンブなど)、紅藻類(紅藻植物門:テングサ、アマノリなど)のような大型になるものもある。また、細胞性粘菌のように、単細胞で独立して食物を摂取する期間と、多細胞の子実体を形成する期間の双方を生活史のうちにもつ生物も属している。 原生生物界には以下の様な生物が含まれる。 褐藻類、紅藻類といったすべての真核藻類[3
昆布やわかめが属する藻類は、以前は植物の仲間とされていましたが、原生生物の仲間ということになっています 日本の教科書も2012年度版から「わかめや昆布は植物ではなく原生生物の仲間」という記載になっています 年齢を偽る場合は注意しましょう
浅瀬で泳ぐ珍しい生物を撮影した写真が、X(Twitter)で注目を集めています。まるでガラス細工のような美しさ。 くすんだ白に赤色や水色の斑点がある不思議なデザインのこちらの生物は、「ハナデンシャ」という名前のウミウシの仲間。鮮やかな見た目からパレード用に電飾した「花電車」をその名の由来としており、謎の多い珍しい生物なのだそうです。 XユーザーのShinichi Inagaki(@inapty)さんが福井県・越前海岸沿岸某所を遊泳中に遭遇。撮影した写真は、ハナデンシャを遠目に発見したところから徐々に近づいていく構図になっています。 遠目に見るとクラゲに見える 徐々に近づいていく クラゲじゃなさそう ハナデンシャでした 投稿には「自然界にいる姿が見られるなんて」「羨ましすぎます」と感動した人たちからの声が多数寄せられました。中には「こんな可愛い生き物がいるんですか」と驚きの反応も見られます。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く