図1●Ajaxの仕組み<BR>通常のWebアプリケーションの場合,ボタンのクリックなどのユーザーのアクションを受けてWebサーバーにリクエストが送信され,処理の結果が画面表示とともに送られてくる(a)。つまり,Webサイトに何か問い合わせをするたびに画面遷移が発生し,次の画面に移るまでユーザーは待つしかない。Ajaxの手法では,ユーザーのアクションをWebページに埋め込まれたJavaScriptのプログラムが受け取る(b)。アクションに応じた表示をサーバーに問い合わせることなく実現しながら,「XMLHTTP」というオブジェクトを作成してサーバーに問い合わせる。XMLHTTPは,JavaScriptが備えるサーバーへのリクエスト送信の仕組み。結果はXML形式で返ってくるため,それを利用してさらに表示を変更する。
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