バス停 « 前のページ次のページ » 川が大きく曲がるから「大曲」、ただそれだけ November 07, 2010 Tweet 高田馬場駅から九段下行きの都営バスに乗ると、江戸川橋から先の目白通りでは左手に神田川がぴたりと寄り添いますが、川が右へ大きく曲がる地点にあるのが、今回ご紹介する「大曲」バス停です。バスを降りると、すぐ目の前に白鳥橋という橋がありますが、この場所を地図で見ると、橋の前後で神田川の流れが直角に近い急カーブを描き、東向きの流れが南向きの流れへと変わっている様子がよくわかります。白鳥橋に立ってみると、神田川上空を塞ぐ首都高速の高架が大きな弧を描き、カーブの大きさが実感できます。この付近を古くから大曲と俗称したようですが、これは文字通り神田川の急カーブによるものでしょう。正式な行政上の地名ではありませんが、カーブのインパクトの大きさを実感すると、ここを大曲と呼ばずして何と