スカイレールで使用されている車両の見た目はゴンドラのようだが、軌道法に基づく路線を走る車両として200形という形式を与えられている。車両側に動力装置はついていないが、軌道に沿って走るための走行輪、曳索を掴むための装置(駅間用)、リアクションプレート(リニアモーターでの加減速用)、集電装置など多くの装置が台車についている。 車体はほとんど横幅と全長が変わらない。1方向に循環しているため片側(進行方向左側)にしか扉がなく、前照灯と尾灯も前後に片方ずつしかない。車内は妻面に沿って座席が設置されているという通常の鉄軌道では見られない配置で、立席部分は車椅子スペースを兼ねている。定員は25人とされているが、実際に25人も乗ったらぎゅうぎゅうになりそうだ。 短距離の路線であるため全部で7両しか用意されていない。うち1両は2019年に増備された車両で、座席の色が他と異なる。 外観 205 進行方向より