以前書いた記事『多言語話者あるある』では、2カ国以上話す多言語話者が日常的にやってしまっているだろう独特な行動をまとめたが、「自分には当てはまらない」というマルチリンガルの意見も多かった。どうやら一言で「多言語話者」と言っても色々な種類があり、それぞれの外国語の使い方には多様性があるようだ。 まず第一に、多言語話者は2種類に分けられることがわかった。 それぞれの言語を使い分けて会話する人それぞれの言語を使い分けず、ごちゃ混ぜにして会話する人現実には、マルチリンガルの大半が1と2を行き来しているであろうが、どちらに比重が大きいかで分けることができる。例えば筆者の場合は、2に当てはまる。一日のうちで一番多く会話するのはフランス人の旦那であり、彼はフランス語、英語、日本語が理解できるので、彼との会話は3言語をミックスしたものとなる。 この多言語をごちゃ混ぜに会話する方法を『コードスイッチング』と