飛行中のアラスカ航空機からパネルが吹き飛んだ事故で、機体を製造したボーイング社などの監査が行われ、3割以上の項目で不合格だったことが分かりました。 【映像】パネルが吹き飛んだ航空機 1月にアラスカ航空が運航するボーイング737-MAX9型機の側面にあるパネルが飛行中に吹き飛んだ事故で、FAA(=アメリカ連邦航空局)はボーイング社と関連会社の製造ラインの監査を行いました。 ニューヨーク・タイムズによりますと、その結果、ボーイング社では89項目中、33項目で不合格になったということです。中には、ドアの密閉具合をチェックするのにホテルのカードキーを使ったり、潤滑油の代わりに食器用の洗剤を使ったりするなど、ずさんな実態も浮かび上がっています。(ANNニュース)