ボランティアライターの“ぶん”です。 今回は西武新宿線「航空公園駅」駅前に展示されている国産旅客機YS-11機の話です。 私事ですが、昨年10月から今年2月まで、生涯学習推進センター「ところ学」で所沢の歴史を学び、最後の講座では「所沢航空記念公園内の航空に関する」ことを学びました。その中で「YS-11」についても講義を受け、改めて文献を読んでみることにした。 【YS-11の由来】 昭和33年4月、中型輸送機を「YS-11」と名づけた。 「YS」は輸送機設計研究協会の「輸送(YUSOUKI)」と「設計(SEKKEI)」の頭文字の「Y」と「S」をとり「YS」とした。「11」の最初の「1」は搭載を予定した各種候補エンジンごとにとった資料ナンバーであって、「ダート10」の番号の「1」であった。後ろの「1」は検討された機体案の番号を表し、主に主翼の面積や位置によって第0案、第1案となって、第1案とな