※2018年1月配信記事を再編集したものです。 近年、話題の出光興産 その業績は? 出光興産 <5019>といえば、思い出すのは「海賊と呼ばれた男」(百田尚樹著、講談社)だ。 この作品は2013年に本屋大賞を受賞、16年には岡田准一主演で映画化もされている。そして、その主人公のモデルは出光興産 の創業者、出光佐三である。「海賊とよばれた男」のカルチャーと遺伝子を引き継いだ出光興産は、かなり「男前」の会社であったように思う。17には「お家騒動」などに揺れる場面も見られたが、これからも変わらず「男前」の会社であり続けて欲しいものである。 その出光興産の業績を見てみよう。 創業者、出光佐三のこだわりとは 出光興産の歴史は古い。1911年、福岡県門司市(※現在の北九州市門司区)で出光商会として創業した。 創業者の出光佐三が目指したのは、直売することで大手よりも安く供給するビジネスモデルであったとさ