2022年4月17日のブックマーク (2件)

  • 「『侵略国』を悪者にするのは簡単である。誤解を怖れずに言うと侵略国を「悪」とすることで、私は安心していないだろうか?」|細谷雄一|国際政治学者

    20世紀の国際社会は、1928年の不戦条約や、1945年の国連憲章、そして国際人道法など、国際社会で共有するべき価値や正義を強化する方向で動いてきました。例えば、「政策の延長としての戦争」を禁止する戦争違法化(個別的自衛権、集団的自衛権と、集団安全保障を除いて)などは、国際社会で広く共有される「正義」となりました。 ですので、国際社会で、共有すべき価値や正義が一切ないわけではないが、全てが共有されているわけではない。その意味で、solidarityとpluralismとの双方が存在する。時代によって、それが破壊される時代と、それが強化される時代がある。今はそれが破壊されている時代です。 とりわけ国際社会において守るべき最も重要な規範である、戦争の違法化が、根から破壊される可能性がある。それは、国際法上の合法性を担保する努力をほとんどしていないロシアウクライナ侵略によって引き起こされてい

    「『侵略国』を悪者にするのは簡単である。誤解を怖れずに言うと侵略国を「悪」とすることで、私は安心していないだろうか?」|細谷雄一|国際政治学者
    John_chapter9_verse25
    John_chapter9_verse25 2022/04/17
    憲法活動家の長谷部某を排出したクソ大学に大変ふさわしいスピーチでございました
  • 橋下徹氏に見る憲法学通説の病理~その5:師匠による援護射撃編~

    橋下徹氏のウクライナをめぐる言説は、橋下氏が大きな影響を受けた大学時代に通った司法試験予備校主宰の伊藤真氏とのつながりを考えるとよくわかる。その見通しで、前回まで4回の記事を書いた。 伊藤真氏は有名な護憲派の運動家の方で、言論活動のみならず、「安保法制違憲訴訟の会」などの活動も精力的に行っている。 伊藤氏があまりに有名な方で、橋氏との思想的つながりが明確に見えたので、逆に最近の伊藤氏の言説のチェックを怠っていた。池田信夫氏のツィッターを見ていて、伊藤氏がすでに4月1日にウクライナについて文章を書いていたことを知った。 私が繰り返し強調しているように、橋下氏は自治体首長時代に「改憲派」のイメージを売っていたが、実はその思想の根っこは憲法学通説にあるようで、外交問題などになれば、そのことが完全に白日の下にさらされる。それで伊藤氏と完全に合体する。そのことについて半信半疑の方もいらっしゃるよう

    橋下徹氏に見る憲法学通説の病理~その5:師匠による援護射撃編~
    John_chapter9_verse25
    John_chapter9_verse25 2022/04/17
    パッタリと出てこなくなった憲法活動家に比べれば、出てきてる分だけ橋下はエライ。篠田氏の指摘も世代を超えて継承され続けてることが判明。