フランス・パリの学校の教室(2020年5月7日撮影、資料写真)。(c)PHILIPPE LOPEZ / AFP 【12月13日 AFP】教師に対する攻撃が問題になっているフランスで、ルネサンス時代の巨匠による裸婦画を使ったことを発端に授業崩壊に陥った中学校の教師らが11日、授業をボイコットした。 問題が起きたのは、首都パリ西郊イスー(Issou)にあるジャックカルティエ(Jacques-Cartier)中学校。中等学校教員組合・統一教職員組合連盟(SNES-FSU)のソフィー・ベネティテー(Sophie Venetitay)書記長によると、「今月7日のフランス語の授業で、裸の女性が複数描かれた17世紀の絵画を教師が生徒に見せた」ことが騒ぎに発展した。 授業で使われたのは、イタリア人画家ジュゼッペ・チェーザリ(Giuseppe Cesari)の絵画「ディアナとアクタイオン(Diana and