米大統領選を争うトランプ大統領の陣営のウェブサイトの一つ、「donaldjtrump.com」が27日、何者かに一時改ざんされた。仮想通貨詐欺に関連した犯行とみられる。 改ざんされた状態は1時間弱続いた。サイトにはこの間、法執行機関に差し押さえられたかのような文言に加え、連邦捜査局(FBI)と司法省の公式紋章が掲載された。さらに、閲覧者に対し、デジタル通貨を口座に送るよう促す表示もあった。これはネット犯罪でよく使われる手口。 改ざんを誰が行ったかや同サイトがハッキングされたかどうかは不明。サイトが改ざんされたからといって、必ずしも情報が流出したとは限らない。トランプ陣営サイトの改ざんについてはテクノロジー業界ニュースサイト「テッククランチ」が先に伝えていた。 トランプ陣営のスポークスマン、ティム・マートー氏は重要データは同サイト上の保管がなかったためリスクにさらされなかったと説明。「今夕、