三菱航空機(名古屋市)の江川豪雄社長は11日、開発を進めている国産初の小型ジェット旅客機「MRJ(三菱リージョナルジェット)」100機を受注することで、米航空大手スカイウェストと基本合意したと発表した。英国南部ファンボローでの航空ショーで記者会見した。 受注した100機の総額は約42億ドル(約3300億円)で、2017〜20年に納入する。 スカイウェストは、ユナイテッド航空などの地域路線を手掛けている世界最大級の地域航空会社。同社はこれまでカナダのボンバルディアなどの機体を採用してきた。(ファンボロー共同)