ポケット・ミクやeVY1 Shieldの心臓部として搭載されている約12mm×12mmの小さなIC、NSX-1。この中には歌う音源eVocaloid、GM音源、XG相当のエフェクト、それにRASという音源が入っているトンでもないチップです。小さいから、チャチなものと思いがちですが、その音を聴けば、高音質な最新のシンセサイザエンジンであることはすぐにわかるはずです。 このチップを搭載してしまえば、簡単に高性能な電子楽器ができる、とも言えるわけですが、ヤマハによれば、この夏以降も複数メーカーがNSX-1チップを搭載した機材の発売を予定しているのだとか……。そこで、改めてこのNSX-1とはどんなものなのか、その開発された目的や背景なども併せてヤマハに話を聞いてみました。 約12mm×12mmという小さなIC、YAMAHAのNSX-1(型番:YMW820) 今回話を伺ったのは、ヤマハの楽器開発の事
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