2月に、愛知県立時習館高等学校の理科の教師たちが、「生きたアカムシ(ユスリカの幼虫)の頭をちぎり取り、染色体の観察をするという実習」の授業おいて、実習を拒否した生徒たちに暴言を吐くなどの問題行為があったことをお伝えしました。 そして、皆さんに解剖実習の廃止を求めるアクションをお願いいたしました。 当初は、頑なで廃止を検討するそぶりも見せなかった時習館高校でしたが、JAVAでは保護者や生徒の方々のご協力を得ながら、繰り返し学校に働きかけ、このほど、時習館高校は「アカムシの解剖を含め、解剖実習を廃止する」ことを決定し、その旨、JAVAに文書回答がありました。 働きかけのなかで、全国から寄せられた皆さんからのたくさんの抗議の電話やメールなどが学校にとって大きなプレッシャーになっているとひしひしと感じられ、皆さんのアクションが、今回の「解剖実習の廃止」という成果につながったのはたしかです。 ご協力