新規のがん抑制遺伝子の発見 鳥取大学大学院医学系研究科遺伝子機能工学の久郷裕之准教授のグループが、様々ながんで働いているテロメレースという酵素活性を抑制する遺伝子「PITX1」を発見しました。 がんの新しい治療法や診断法の開発につながると期待されます。米科学誌Molecular Cellular Biologyに掲載されました(オンライン電子版:アメリカ日時2月7日掲載、http://mcb.asm.org/)。 正常細胞内の染色体の末端に存在しているテロメアは細胞分裂に伴って短縮することから、細胞の寿命を規定する“分子時計”としての働きをもっています。一方、がん細胞のテロメアは、テロメレースという酵素のはたらきで維持されることにより不死化能を獲得しています。これに関する研究は一昨年度のノーベル生理学・医学賞にも選出されました。今回発見したPITX1は、テロメレース活性制御機構へ直接作用し
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