猫も肛門嚢炎という疾患があります。「はて?それってどんな病気?」多くの猫飼いさんが首をかしげると思いますが、それほど発症頻度が多くないので無理もありません。 犬のオーナーさん、特に小型犬を飼っていれば知っているし、トリミングの際には「肛門腺絞っておいてくださいねー」なんて普通のことなのかも? ただ、猫も肛門嚢炎という病気になるし、放っておいたら大惨事になるので・・・飼い主さんにはぜひ知っておいてほしい肛門まわりのおはなしです。 お尻のまわりに大きな傷が!膿も出てるーっ!! ある日愛猫のお尻になにやらベタベタした血混じりのものが付いている。慌てて見てみたら、肛門の近くにパックリ割れた傷を発見! ぎゃあぁぁぁ~っ!どうしたのーっ!? たいていの飼い主さんはびっくりしてしまいますね。これ、肛門嚢破裂の可能性がかなり高いです。 猫の肛門嚢とは?どこにある? 肛門嚢とは、『におい袋』とも言われる肛門