アイドルが登場するのは「ガンダムファンが嫌いそうだから」 「マクロス」河森監督の企画論:日本は「いつのまにかアニメ後進国」 35周年を迎えた大ヒットアニメシリーズ「マクロス」。「アイドル×ロボット×戦争」というアイデアは、「機動戦士ガンダム」が打ち立てた圧倒的な“ロボットアニメ観”に風穴を開けた。河森正治監督はいかにしてマクロスを生み出したのか? キーワードになるのは「ガンダムじゃないもの」。ディー・エヌ・エー(DeNA)、創通、文化放送が始めたアニメプロジェクト「Project ANIMA(アニマ)」の発表会で語った。 もともとは工学エンジニアを志していた河森監督だが、「宇宙戦艦ヤマト」をきっかけに「スタジオぬえ」を知り、アニメの世界へと足を踏み入れる。新たに企画を立ち上げる時に高い“壁”となったのが、ロボットアニメの名作「機動戦士ガンダム」と「業界の常識」だった。 「絶対に『ガンダムじ
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