魚介類には良質なタンパク質や脳の発育に良いといわれるEPA(エイコサペンタエン酸)などの高度不飽和脂肪酸が多く含まれています。魚介類といえば、お寿司(すし)。最近の回転寿司店は安くておいしいお寿司を提供してくれるので、つい好きなネタばかりを食べてしまう人もいますが、妊婦さんの場合はちょっとだけ注意が必要です。 魚介類の中でも特に食物連鎖の上位に分類される大型の魚や一部の深海魚は、それ以外の魚に比べて水銀濃度が高いものがあることが報告されています。このため、厚生労働省は妊婦さんに対して、水銀濃度が高い魚介類を偏って多量に食べることは避けるように呼びかけています。 例えば、メバチマグロやクロマグロは1回80グラムとして週1回までを目安に挙げています。お寿司1個の魚介類は約15グラム、中トロは週に5個ぐらいが目安です。もちろん6個食べたら何か問題が起きるというわけではありません。目安ですので、そ