ビールの原料のホップに多く含まれる「プレニル化フラボノイド」が、寝たきりの原因になる筋肉の老化を抑えるとの研究結果を徳島大の寺尾純二教授(食品機能学)のチームがまとめ、20日付の米オンライン科学誌プロスワンに発表した。今回の動物実験の結果をヒトにあてはめると、筋肉の老化を防ぐにはホップの乾燥粉末では毎日1キログラム、ビールに換算すると83リットル~2万リットルと大量に摂取する必要がある。寺尾教
ビールの原料のホップに多く含まれる「プレニル化フラボノイド」が、寝たきりの原因になる筋肉の老化を抑えるとの研究結果を徳島大の寺尾純二教授(食品機能学)のチームがまとめ、20日付の米オンライン科学誌プロスワンに発表した。今回の動物実験の結果をヒトにあてはめると、筋肉の老化を防ぐにはホップの乾燥粉末では毎日1キログラム、ビールに換算すると83リットル~2万リットルと大量に摂取する必要がある。寺尾教
◎電車や職場 突然「死ぬ」「殺す」・・・/トゥレット症候群の男性 ・周囲の理解 求める声 電車の中や職場で「死ぬ」「殺す」などの乱暴な言葉を無意識に発する---。「トゥレット症候群」という発達障害の人で、こんな症状が出る人がまれにいる。中には専門医の診断や治療を受けないまま長期にわたって周囲の偏見にさらされる人もいる。県内在住のある男性(29)の場合、症状に気づいてから診断を受けるまで10年余りかかった。(宮崎亮) 男性は高校に入学してから通学途中などに乱暴な言葉が口をつくようになった。同級生に特別視され、いじめられたこともある。成績はそれほど悪くなく、大学に進学したが、キャンパスではいつも独りだった。 大学生のころから自分でインターネットを使って発達障害や精神病のことを調べ始めた。だが自分の症状にあてはまるものは見つからなかった。就職活動では面接で緊張してしまい、失敗が続いた。
喫煙カフェ「CAFE TOBACCO」の店内=東京・新橋、細川卓撮影 31日は世界禁煙デー。広がる禁煙の動きのかげで、肩身の狭いスモーカーに照準を合わせた「喫煙カフェ」が都内に出店し、愛煙家たちの安らぎの場として盛況だ。 先月、東京・JR新橋駅前にオープンした「CAFE TOBACCO」。有楽町店に続く2号店で、入り口には「お子様連れの方や、20歳未満の方はご遠慮頂ければ幸いです」と張り出されている。 1階から3階までの44席はすべて喫煙席。平日の昼時は近くに勤める会社員を中心にほぼ満席という。すみ分けの場所を作ることで、店は「禁煙とは逆の道に商機があると考えた」という。 5台の空気清浄機を設置しているため、ほとんど煙は漂っていない。会社の休憩時間に訪れた男性(42)は「街の喫煙スペースがどんどん狭くなっているので、こういう場所があればありがたい」と喜ぶ。
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