予選グループ1最終戦はセント・マイケルのバルバドス・ナショナル・スタジアムで行なわれた[2]。試合は通常通りに始まり、バルバドス代表が2点を先行した。このまま試合が終了すればバルバドス代表の本大会出場が決定するが、83分にグレナダ代表が1点を返し、再び本大会出場権がグレナダ代表の手に移った。バルバドス代表はその後の何分か攻撃を試みたが、わずかな時間守り切ればいいだけのグレナダ代表の守備を前に得点することができなかった。試合終了数分前の時点でバルバドス代表が2-1でリードしていたが、このまま試合が終了すればグレナダ代表が本大会出場権を獲得する。 90分までの残り数分で1点を挙げ、2点差に戻す可能性と、わざと30分の延長に持ち込んで延長で1回の得点(ゴールデンゴール方式のため2点の得点となる)を挙げる可能性の二つを天秤にかけ、バルバドス代表は後者を選択した。87分に攻撃することをやめ、ディフェ