周囲の期待に応えるように、順調な成長曲線を描いている。荏田高校(横浜市都筑区)の3年生で、陸上男子棒高跳びの江島雅紀選手は全国高校総体や国体など、タイトルを総なめにしてきた。今春、日大へ進学するホープは「東京五輪だけでなく、それ以降の五輪にもたくさん出たい」と大きな夢を抱いている。 日本陸連から2020年東京五輪で活躍が期待される「ダイヤモンドアスリート」に認定されている逸材だ。190センチで78キロの細身の体は、しなやかな筋肉に覆われている。「冬の間に3キロ増えた」と言うように、まだまだ成長途上にある。 今年1月には、北欧のフィンランドへ武者修行に出た。「1人で生活することの大変さを感じた。語学力も必要だし、食事も自分でやらないといけない」。慣れない環境とも戦いながら、現地の競技会でU-20(20歳未満)日本タイ記録となる5メートル50をマークした。 今月5日に行われた日本ジュニア室内大
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