昨年8月に死亡事故が起きた京急生麦駅近くの生見尾踏切で7月15日、鶴見警察署や自治連合会などによる踏切事故防止キャンペーンが行われた。 キャンペーンは、神奈川県内で今月11日から20日まで実施された夏の交通事故防止運動の一環。今年から重点に「踏切の交通事故防止」が追加されたことや、昨年の生見尾での死亡事故を受け、企画された。 当日は、同署や自治連合会交通部長など、約15人が参加し、歩行者や自転車利用者などに向けて安全な踏切横断を呼びかけた。 自転車無理に横断 生見尾踏切は全長約40m。昨年の事故では80代の男性が踏切を渡りきれず、列車にはねられ亡くなった。「踏切を避けるための歩道橋も、高齢者にとっては階段の上り下りが負担」と同署は指摘する。 同署によると、今年区内ではまだ踏切事故は発生していないが、自転車が遮断中の踏切を無理に渡ろうとするケースが多いという。 同署は、「踏切は、無理に渡りき