週に1回のオープン日には、1日でのべ200人前後のお客さんがやってきて、もしかしたら青葉区で最も繁盛しているかもしれない「ぴっかりカフェ」。神奈川県立田奈高校の図書館で、毎週木曜日に開催されているカフェは、生活に困難を抱える子どもたちの居場所であり、社会人として自立を支援するための機能を備えています。 キーンコーンカーンコーン…… 12時のチャイムが鳴り、ひと呼吸おいたところで、ぞろぞろと本日の「お客様」たちがやってきました。 青葉台とこどもの国の中間くらいの住宅地にある、神奈川県立田奈高等学校。週に1回、学校の図書館内で開催される「ぴっかりカフェ」は、昼休みと放課後に、ジュースやコーヒーを飲んで、お菓子を食べながらのんびり本を読んだり、おしゃべりをしてくつろぐ、高校生のためのカフェ。卒業生や教員を目指す大学生、地域のボランティアが店員になり、生徒たちとの会話を楽しみながら、ゆっくりと時間
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