海をこよなく愛する人の為の埋葬法。リーフボールに遺灰を入れてサンゴ礁に鎮め、第二の人生をサンゴとして送る海洋葬 記事の本文にスキップ 多種多様化が進んだ現代、様々な遺体の埋葬方法が提案されている。巨大な卵に入れたリ、凍らせたり、粉々に粉砕したり、腐食性の化学薬品で解体したりと様々だ。 もし海が好きならば、海のサンゴとしてあの世を生きるという手段も可能だ。 フロリダにあるエターナル・リーフス社は、人工魚礁となる穴のあいたドーム型のリーフボールに遺灰をまぜて、それを海底に設置するという海洋葬サービスを提供している。リーフボールはいずれ海の生物の棲み処となる。 自然葬のフルコース? 「わたしたちは、自分たちのことを自然葬のフルコースと呼んでいます」というのは、エターナル・リーフス社のCEO、ジョージ・フランケル。 まず最初にリーフボール概念を訊ねられると、こう答えた。「もし、自分が母なる自然だっ