ヨーロッパのバスルームで必ず見かける、トイレの横のアレ。ヨーロッパに行ったことある人ならみんな疑問に思ったことがあるはず。便器のような、流し台のような、微妙な形をしたアレの名前は「ビデ」と言います。日本人は「ビデ」と聞くと、温水洗浄便座に付いている機能を想像すると思いますが、現地で使われている「ビデ」は全く違うものです。正直な話、筆者は7年間のイタリア留学中、一度もビデを使うことはありませんでした。日本の素晴らしい技術が詰まった温水洗浄便座が恋しいなぁと思っていましたから。しかし、イタリア人にとっては、海外で無くて困ることのひとつがビデであり、彼らにとっては日本のすばらしいトイレも物足りないものに映る様です。イタリア人があの謎のビデをどのように実際使っているのか、活用法を紹介していきます。誰が何を洗うの?ビデは男女問わず家族全員が使うもので、基本的には下半身全般を洗う場所です。洗面台より低