「がっかり」するのが嫌いすぎるので、あえてがっかりしに行きました。定休日の日になぜか店が開いてる僅かな可能性に賭けます。 恐山と申します。 私は「がっかり」するのが苦手です。 誰だってがっかりするのは好きじゃないだろうって? たしかにそうです。 しかし、私の「がっかり嫌い」は少し過剰です。 生活の中で「がっかり」することを恐れるあまり、何をするにも予防線を張っているほどなのです。 いくつか例をあげてみましょう。 傘を置くときは絶対に盗まれると思う 傘を傘立てに挿してコンビニなどに入るとき、「この傘は盗まれて二度と帰ってこないのだろうな……」と思うようにしています。 盗まれてショックを覚えるくらいなら、最初から盗まれると思っておけ、という発想です。 会った人の「死」を想像する 誰かに会うと、あらかじめ「その人が急死したときのこと」を考えるようにしています。知っている人が急に死ぬとがっかりする