一見、何の変哲もないようにも思える建物が「子どもにふさわしくない」と物議を醸している。 オランダのアート集団が作成した「Domestikator」という名の建築物が、フランスのテュイルリー庭園で展示されることになっていた。だが、同庭園に隣接するルーヴル美術館が「誤解を受ける恐れがある」と、この建築物を撤去するよう申し立てたという。 たしかに、この建物は見ようによっては、ある人物が相手の背中から覆い被さるようにして下半身を密着させているように見えないこともない。アート集団の代表はルーヴルの対応に「我々はドイツのボーフムで3年この展示を行い、多くの児童からも楽しんでもらえていた。もし子どもがこの建築物から何か性的なものを感じ取るとしたら、その子どもはそう解釈できるだけの年齢を重ねているといえる。ルーヴルの対応は偽善的だ」と真っ向から反論する事態となっている。 ネットでは「まず、そうには思えるけ