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ブックマーク / natgeo.nikkeibp.co.jp (12)

  • オオカミを群れのリーダーにさせる寄生虫、研究で明らかに

    寄生虫がオオカミの行動に影響を与えていることを示す研究が初めて発表された。(PHOTOGRAPH BY SHUTTERSTOCK, NATIONAL GEOGRAPHIC CREATIVE) オオカミに独立を決意させたり、群れのリーダーであることを主張させたりする要因は何だろうか。この疑問は長年、科学者の興味を引いてきた。2022年11月24日付けで学術誌「Communications Biology」に発表された最新の研究によれば、寄生虫トキソプラズマ(Toxoplasma gondii)に感染したオオカミは、感染していない個体に比べて、群れのトップに立つ可能性が高いという。 この発見は、何が動物の行動に影響を与えるかについて、より幅広く考えることを迫るものだと、研究に参加したキラ・カシディー氏は考えている。氏は米モンタナ州の非営利団体(NPO)イエローストーン・ウルフ・プロジェクトの野

    オオカミを群れのリーダーにさせる寄生虫、研究で明らかに
    KariumNitrate
    KariumNitrate 2022/12/03
    感染してみたくなってしまった。▼後天的な感染症によって脳力がアップする設定の一次創作を考えてるけど、現実にもあるんだな(虫の例は知ってたけど)。
  • ヒトの精子の減少が加速、70年代から6割減、打つ手見えず

    成熟したヒトの精子を、カラー走査電子顕微鏡で撮影したもの。それぞれの精子は全長が約65ミクロンで、大きく頭(赤い部分)、首、尾(青い部分)に分けられる。(MICROGRAPH BY DR TONY BRAIN, SCIENCE PHOTO LIBRARY) 今から5年前、男性の精子の数が激減しているという研究結果が出され、人類滅亡の危機かと騒がれた。そして今回、新たに発表された研究によって、精子の数はさらに減り、しかもそのスピードが速まっていることが明らかになった。 5年前の研究は、2017年7月25日付けで学術誌「Human Reproduction Update」に発表された。それによると、北米、ヨーロッパ、オーストラリア、ニュージーランドの男性の精子を分析したところ、1回の射精に含まれる精子の数が1973年から2011年までに50%以上減少していたという。その後、同じ研究者が率いるチ

    ヒトの精子の減少が加速、70年代から6割減、打つ手見えず
    KariumNitrate
    KariumNitrate 2022/11/23
    生殖以外で使い過ぎたのでは。白濁してれば満足する業界が大きすぎ。
  • なぜか高齢なメス選ぶオス、クモで判明、利点なし

    自分の巣にぶらさがるハイイロゴケグモ(Latrodectus geometricus)のメス。米ルイジアナ州ニューオーリンズのオーデュボン自然研究所にて。(PHOTOGRAPH BY JOEL SARTORE, NATIONAL GEOGRAPHIC CREATIVE) 交尾(交接)相手を求めるハイイロゴケグモ(Latrodectus geometricus)のオスは、ときに不合理な選択をする。 理論的には若いメスの方がベターな選択だ――彼女たちは長い求愛行動を要求しないし、高齢の相手よりも繁殖力に富む。また若い個体が交尾相手のオスを生きたままべる確率は、高齢の個体に比べると格段に低い。 ところが学術誌「Animal Behaviour」3月号に発表された新たな研究によると、選択肢が与えられた場合、ハイイロゴケグモのオスはむしろ高齢のメスを選ぶ傾向にあるという。 「高齢のメスと交尾するこ

    なぜか高齢なメス選ぶオス、クモで判明、利点なし
    KariumNitrate
    KariumNitrate 2018/03/23
    なにが『利点なし』だよ。太く短い人生(蜘蛛生)を選んだっていいじゃないか。それに生きていることが必ずしも利点とは限らない。子供のために口減らしを自ら進んで受け入れているのかもしれない。
  • 「原子」が見えた! なんと一眼レフで撮影に成功

    プラスに帯電し、電界によってほぼ静止している1つのストロンチウム原子を撮影した写真。よく見ると、黒い部分の中心にうっすらと青い光が見える。(PHOTOGRAPH BY DAVID NADLINGER, UNIVERSITY OF OXFORD) すばらしい写真というものは、ときにデジタル一眼レフカメラと小さな原子、そして好奇心旺盛な博士論文の提出候補者という組み合わせで撮影されるものだ。(参考記事:「単一原子の影の撮影に初めて成功」) 英オックスフォード大学で、量子コンピューターに使う原子を閉じこめる研究をしていたデビッド・ナドリンガー氏は2017年8月7日、一般的なデジタル一眼レフカメラを使ってこの写真を撮影した。黒い背景の前で青紫色のライトに照らされているのは、プラスに帯電したストロンチウム原子だ。両側には2つの金属電極があり、間にできる電界によって、原子はほぼ静止している。この装置は

    「原子」が見えた! なんと一眼レフで撮影に成功
    KariumNitrate
    KariumNitrate 2018/02/19
    よくわからないんだけど、ブレブレだから見えるってこと?
  • 餓死寸前のホッキョクグマ、胸張り裂ける動画

    動画のホッキョクグマが餓死寸前である理由を確実に知る方法はありません。そのことを明確にするために、動画の説明文を変更しました。これまでの説明文では、動画の冒頭に「これぞまさに気候変動の姿だ」としていましたが、気候変動とこの特定のクマとの関連性を断定するような行き過ぎた表現でした。また、撮影地も明確にしました。(2018.6.15) 夏の終わり、写真家ポール・ニックレン氏と環境保護団体「シーレガシー」の映像製作者らは、カナダ北東部のサマーセット島(バフィン島の近く)で胸が張り裂けるような光景に遭遇した。飢えて死に向かいつつあるホッキョクグマに出会ったのだ。 ニックレン氏にとって、クマはなじみ深い存在だ。カナダの北極圏で育ち、生物学者を経て野生動物の写真家に転身した同氏は、これまで3000頭を超す野生のクマを見てきた。しかし、12月に彼がソーシャルメディアに投稿した、やせ衰えたホッキョクグマの

    餓死寸前のホッキョクグマ、胸張り裂ける動画
    KariumNitrate
    KariumNitrate 2017/12/14
    よくわからないけど、これは人間の身勝手のせいなの? 人間が死滅すればホッキョクグマにとって楽園になるの? 本当に? 無秩序に剥製にしようとするハンターがいる、とかならわかるけど。
  • カモのペニス、ライバルがいると長くなると判明

    アカオタテガモ(Oxyura jamaicensis)のオスは、体の長さに匹敵する巨大なペニスを持っている。(PHOTOGRAPH BY MARESA PRYOR, NATIONAL GEOGRAPHIC CREATIVE) 生物学者のパトリシア・ブレナン氏は屋外の大きな鳥小屋を歩いている。彼女は1羽のカモを網で捕まえると、あおむけにして腹部に圧を加えた。「どこを押せばいいかわかっていれば、ペニスを飛び出させることができます」とブレナン氏は説明する。「彼らはとても協力的です。ここにいるオスたちはもう慣れていますから」(参考記事:「男性生殖器に関する5つの研究」) 米国マサチューセッツ州サウス・ハードリーのマウント・ホリヨーク大学に所属するブレナン氏は、かれこれ10年以上にわたり、こうしてカモに生殖器を出させ続けている。もちろん人も想像していなかったことだし、それどころか、大学院を出るまで

    カモのペニス、ライバルがいると長くなると判明
    KariumNitrate
    KariumNitrate 2017/09/23
    ライバルの総排泄孔を穿つための進化ではないの?
  • イヌやネコはなぜ死んだ飼い主を食べるのか

    イエローのラブラドール・レトリバー。(PHOTOGRAPH BY JOEL SARTORE, NATIONAL GEOGRAPHIC PHOTO ARK) 1997年、ドイツ、ベルリンの科学捜査官が、ある珍しい事件に関する論文を学術誌「Forensic Science International」に投稿した。事件の夜、31歳の男性が母親の家の裏庭にある、物置を改装した小屋にこもっていた。彼はそこで飼いイヌのジャーマン・シェパードと一緒に暮らしていた。 午後8時15分頃、小屋のほうで銃声が鳴ったのを、近隣の人々が耳にした。 45分後、その男性が拳銃で口を撃ち抜いて死んでいるところを母親と隣人たちが発見した。男性の手にはワルサーの拳銃が、テーブルの上には遺書が置かれていた。 その後、警察官がさらに驚くべきものを発見した。彼の顔と首の大半は消え失せ、傷の縁には歯型が付いていた。 理由はすぐにわか

    イヌやネコはなぜ死んだ飼い主を食べるのか
    KariumNitrate
    KariumNitrate 2017/06/28
    飼い主と見知らぬ他人の両方の死体を用意し比較しなければこの疑問には答えられないだろう。あと、途中と最後に設置された『愛らしいイヌたちの写真』の選出にはどのような意図があるのか聞いてみたい。
  • CIAが歴史的な「機密地図」の数々を公開

    1961年、CIAが製作した東南アジアの地図の横に立つケネディ米大統領。(PHOTOGRAPH BY CENTRAL INTELLIGENCE AGENCY) 2001年9月11日の米同時多発テロの直後、ジョージ・W・ブッシュ大統領と数名の閣僚はキャンプ・デービッドに集合し、米国が採るべき選択肢の検討を行った。彼らの目の前のテーブルには、下の写真にもある通り、米中央情報局(CIA)が製作したアフガニスタンの地図が広げられていた。9.11以降、テロリストのネットワークを追跡し、また2011年のウサマ・ビンラディン捕獲作戦をはじめとする米軍の作戦をサポートするために、CIAは数千枚にも及ぶ地図を製作することになるが、これはその最初期の1枚だ。(参考記事:「米国で見つかった日の軍事機密「地図」14点」) CIAの地図製作部による仕事の大半がそうであるように、こうした地図は機密とされ、目にするこ

    CIAが歴史的な「機密地図」の数々を公開
  • オスがメスに、メスがオスに1日20回も変わる魚

    パナマにあるスミソニアン熱帯研究所にほど近いサンゴ礁を泳ぎまわるチョークバス(Serranus tortugarum)。産卵中の行動を記録できるよう、個体識別用のカラーコードが付けられている。(Photograph by Mary K. Hart) 自然界には興味をそそるものや出来事がたくさんあるが、なかでもオスとメスの両方の生殖器をもつ雌雄同体は最も奇妙なものかもしれない。 たとえば、チョークバス(Serranus tortugarum)がそうだ。学術誌 「Behavioral Ecology」に掲載された新たな研究によると、サンゴ礁に生息する体長8センチに満たないこの小さな魚は、パートナーとペアを組んで、1日に20回も性的役割を入れ代えて励むという。(参考記事:「ロブスターは正常位、海の中の仰天セックスライフ」) チョークバスのこの繁殖戦略は「卵のとりひき(egg trading)」と

    オスがメスに、メスがオスに1日20回も変わる魚
    KariumNitrate
    KariumNitrate 2016/07/16
    これは動物取り込み系キメラ設定モノ(例:東京ミュウミュウ)を得意とする人には朗報なんじゃないかな。
  • メスを縛って交尾有利に、クモで判明

    動画:オスのナーサリー・ウェブ・スパイダー(Pisaurina mira)はメスに捕されないよう、メスを縛ってから交尾を行う。(説明は英語です)(Video courtesy of Alissa Anderson) 縄があれば縛る者あり――。クモの世界にも、交尾(交接)にあたりメスを縛るオスがいる。科学誌「バイオロジー・レターズ」に発表された最新の研究によると、緊縛によって交尾の時間が延び、より多くの精子を送り込めるため、オスが父親になれる可能性が高まることが明らかになった。 生物が交尾相手を魅了し、離さないための風変わりな方法はすでにいくつも知られているが、動物界で最も常識破りの愛し方をすると言われるクモが、今回の発見でその多様さを限界まで押し上げた形だ。(参考記事:「交尾の後にメスの交尾器を壊してしまうクモを発見」) 「だからクモの研究が好きでたまらないんです」と話すのは、今回の論文

    メスを縛って交尾有利に、クモで判明
    KariumNitrate
    KariumNitrate 2016/03/18
    暴力と愛の行為は紙一重なんだな。そこに愛があるのかは当事者でないとわからないけど。
  • 21年後に巨大ブラックホールが衝突へ

    NASAのNuSTAR望遠鏡が撮影した衝突する2つの銀河。どちらの銀河も中心部に巨大なブラックホールがあるので、近い将来、ブラックホールどうしが激しい衝突を起こして、重力波を送り出すはずだ。(PHOTOGRAPH BY NASA/JPL-CALTECH/GSFC) 天文学者が想像する宇宙で最も激しい衝突現象は、2つの巨大ブラックホールどうしの衝突だ。この現象が目撃されたことはまだないが、このほど『アストロフィジカル・ジャーナル・レターズ(Astrophysical Journal Letters)』誌に掲載された論文によると、近いうちに見ることができるかもしれない。 論文を執筆した米メリーランド大学の天文学者ティンティン・リュー氏らは、宇宙の端近くで周期的に増減する光が、2つの巨大なブラックホールの存在を知らせていると主張する。ブラックホールの質量は合わせて恒星100億個分にもなり、お互い

    21年後に巨大ブラックホールが衝突へ
    KariumNitrate
    KariumNitrate 2015/04/30
    クエーサーだと遠い星の出来事だな。光速を超える何かはやってきてないのかな。
  • 第1回 世界一の「豪雪国」、日本の現実

    雪と聞くとなんともいえない郷愁を抱いたり、別方面、たとえば「ホワイトクリスマス」的なロマンティックな思いに駆られたり、様々な感情の動きが生じるように思う。「雪」がもっているイメージ喚起力というのは非常に大きいのではないだろうか。 たとえば、流行歌。12月に街を歩けば山下達郎の「クリスマス・イブ」がかならずどこからかきこえてくるし、仲間とカラオケに行けば、きっと誰かがレミオロメンの「粉雪」を歌い出す。これらは、ロマンティック要素が濃いケース。別のカラオケ的定番、Glayの「Winter, again」は、ロマンティックと郷愁のミックスチャー。さらにいえば「津軽海峡冬景色」のような国民的名曲もあって、これは郷愁やうら寂しさ方面に針が振れている。長いこと曲を作り続けているアーティストなら1曲や2曲、雪をテーマにした曲があり、イロコイ沙汰の成り行きや、人生の喜び・哀しみを重ね合わせる背景に用いられ

    KariumNitrate
    KariumNitrate 2013/02/13
    生まれ故郷は『特別豪雪地帯』であるが、雪の事故に対する注意は小学校の頃からあった。小学校の同級生の妹(園児か小学校低学年だったか)がソリで遊んでいて線路に落ちて列車に轢かれて亡くなったことを思い出した。
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