前者は国際的な問題となった「クロマグロ」、後者は東京都で論じられた「青少年育成条例改正案」について書かれたものだ。マグロ好きな筆者にとって注目すべき話題だ。どちらも結局は見送られたのでホッとしている人も多いだろうが、同様の案はこれからも提出されるだろうし、後者は継続審議となっている。 ある事柄を禁止する人や反対する人にも、言い分はある。だがそれが極端に振れた時の恐さはどうだろう。大木氏が指摘したように、「一種類の生き物だけを取り上げるのはアンフェア」という気がする。筆者は、坂本氏が指摘した「二元論による詭弁」という考え方に同感した。 Twitter上では、特定の意見ばかりが目に入ったり、一気に広がったりすることがある。興味のある人をフォローすれば自分と近しい考えのツイートが流れてくる。まったく相反する意見を持つ人をフォローしなかったり、フォローから外してしまえば、自分と同じ意見が集まりやす