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ブックマーク / takekuma.cocolog-nifty.com (8)

  • クリプトン伊藤社長の「態度」: たけくまメモ

    またぞろ「初音ミク」界隈が騒がしくなってますね。この前もグーグル検索で初音ミク画像がいきなり表示されなくなったり、ウィキペディアの初音ミクの項目での著作権侵害疑惑で、ややこしい騒動が起きたりしたばかりですが、今度はニコニコ動画に絡んだ問題ですよ。 騒動は今月頭からみたいですけど、騒ぎが大きくなったのは昨日みたい。俺はこの件ではネット見てなかったので今日気がつきましたよ。とっくに2ちゃんねるのニュース速報+などではスレッドが乱立して祭り状態になってます。出遅れてすいません。 とりあえずわかっているのは、クリプトンの社長と「ニコニコ動画」を運営しているニワンゴの親会社であるドワンゴが、「契約した・しない」「オリジナル曲作者に使用許可をもらうのはどちらだ」「ドワンゴは、勝手に初音ミクをJASRACにアーティスト登録するな」みたいなことで揉めているということです。 この事件、論点が多岐にわたって結

  • ローゼン閣下、落選: たけくまメモ

    「ローゼン閣下」こと麻生太郎さんが、自民党総裁選に落選して、少なからずガッカリしているオタクの人も多いのではないでしょうか。 http://www.fnn-news.com/cgi-bin/fnnmenu/menuFrame.cgi?url=headlines/CONN00118760.html&lang=ja&gid=CONN00118760&id=rss 前の安倍さんとの総裁選に出馬したときは、麻生さんの秋葉原での街頭演説第一声が「オタクの皆さん!」だったことは覚えている人も多いはず。世代的に言っても、あと『ゴルゴ13』を全巻所有していると言っても、麻生さんが「オタク」であるかどうかは意見の分かれるところです。マンガ好きであることは間違いないと思いますが、オタクは少なからず世代意識と結びついているところがありますからね。 まあしかし、それが麻生太郎だとは夢にも思いませんでしたが、「オタ

  • 『恐怖奇形人間』GET!!: たけくまメモ

    ←Horrors of Malformed Men 恐怖奇形人間(東映) 生きてて良かった! と心の底から思える今日この頃。あの、永遠に入手不可能かと思われた、石井輝男監督の『江戸川乱歩全集・恐怖奇形人間』DVDをついに入手できました! 確か10年ほど前でしたか、この映画が東映からビデオ化されるってんで、心待ちにしておったんですよ。それがタイトルと内容が何か問題あったのか、オクラ入りになってしまったんです。 すごくガッカリしたんですが、このまえ町山智浩さんのブログでアメリカでDVDになったと知り、あわてて注文したら、あっけなく届きました。町山さんのエントリはこちら。 http://d.hatena.ne.jp/TomoMachi/20070815 この映画、カルトの中のカルト作品として80年代にはよく文芸地下や大井武蔵野館なんかの名画座でかかってました。俺5回は見たと思うんだけど、見る度に

  • 【blog考】2 mixiはパソ通の再来だ: たけくまメモ

    話がだいぶ横道に逸れた。とにかく44歳になる1ヶ月前に、私はmixiに誘われたのだった。ネットをやっている人にとっては自明のネットサービスであるが、これはネット未経験者や慣れてない人も読者に想定した文章なので、最低限の説明を加えたい。 mixiは、SNSと呼ばれるネットサービスの一種である。あらかじめ入会している人が、自分の友達に声をかけて登録用の招待メールでURL(ネットアドレス)を送る。送られた人はそのURLをクリックして、「はい」を押すだけで簡単に無料でmixi会員になることができるのである(サービスを拡張した有料コースもあるが、無料でもほとんどの機能を使うことができる)。 mixiの会員同士でも、別の会員を招待して「マイミク」登録をすることができる。こうして次々に「友達の輪」を広げていくというサービスである。 それまでのブログや個人ウェブサイトでは、会員パスワード制にでもしない限り

  • 負け組、勝ち組という言葉: たけくまメモ

    言葉はつねに移りゆくものであり、生まれたときは褒め言葉でも、何百年か経つと正反対の意味になってしまうこともあります。たとえば「貴様」という言葉。詳しい出自は知らないんですが、字面を見ればこれは敬語以外のなにものでもないですわね。「貴い」「様」なんだもの。もとは貴人に対して使っていた尊称なんでしょう。それがどういう経緯で今使われるような粗暴なムードの二人称になったのか、そういう方面に明るい方がおられましたらお教えください。 それでも、多くの人が現在は「悪い意味」で使っている以上、それに逆らってもどうしようもありません。ネットでは「“確信犯”はそのように使う言葉ではない」とか、いろいろありますけどね。呉智英先生が指摘して有名になった「すべからく」の誤用問題とか。あれは「すべからく○○すべし」と使うのが正しいので、「すべて」の上級表現ではないわけですね。「最近の若者はすべからく携帯電話を持ってい

  • ようやく「大日本人」見たけども: たけくまメモ

    こないだ見そびれた松人志の『大日人』、今日多摩美の帰りに橋のシネコンでようやく見ました。しかし感想の書きにくい映画だなあ。松もインタビューで「どういう映画か内容が言いづらいんですよ」と言ってたけど、ホントその通りでしたね。 駄作とも傑作ともいえない。かといって凡作でもない。なんとも言えない。その意味ではこんな映画見たのって初めてであります。ダウンタウンの漫才やしゃべくりを見ているこっちとしては、100%ピュアモルツな「松人志の世界」に違いなく、その意味での完成度はとても高かったと思います。 ただ、えんえんと続く「ボケ」の映像を見ているうちに、「浜田はどこにおる?」と思ってしまったのも事実。これまで、あまり浜ちゃんのことを面白いと思ってなかったんだけど、松のボケは、浜田のツッコミがあって初めて生きるのだなあ、という事実を思い知らされました。 なんというか、ボケとして隙がなさすぎ。

  • ネットアナーキズムの時代: たけくまメモ

    すでに2ちゃんねるでは昨日から祭りになってますが、警官のPCから超極秘資料がウィニー流出して大騒ぎですね。 http://www.zakzak.co.jp/top/2007_06/t2007061401.html ↑ZAKZAKの記事 俺は、数年前にMXってファイル交換ソフトを一瞬試しただけで、結局ウィニーには触ってもいないんですが、触らなくてよかったというか、ウィニー流出用のキンタマ・ウィルスってものすごい威力ですね。安倍総理が官房長官だった頃に「ウィニーは絶対使わないように」と国民に呼びかけてましたが、こんなファイルがホイホイ流出するようではさもありなんと思います。 でもこういうのって人間の能に直結してますから、エロ映像がタダで手に入るという誘惑には、公職にあろうがなかろうが関係ないんでしょう。あと、インターネット自体が持つ、便利さと裏腹のアナーキズム性というのを、強く感じました。

  • 「現代漫画博物館」が出ました: たけくまメモ

    かねてから出るぞ出るぞと噂されていた『現代漫画博物館』が、ついに出ました。発売元は小学館であります。 扱う対象は1945年から2005年までの漫画、そこから約700作品を厳選して紹介しています。いわば時代時代を象徴する作品で綴った戦後漫画史と呼べる内容。全作品の図版も豊富に収録されてます。巻末に「作品索引」「作家索引」、別冊付録で「漫画史年表」「作家解説」がついているのも実用性が高いです(資料集である以上当然だが、意外にこういう部分がしっかりしてないが多い)。 こういう仕事漫画への広くて深い知識・見識が必要になるうえ、ひたすら手間暇がかかる地道な作業です。しかも「この作品が入って、なぜあれが入らない」という読者のクレームも覚悟しなければなりません。 しかし、日文化として漫画を位置づけることがすでに常識になっているにも関わらず、公的なライブラリー整備が不十分な現在、こうした全貌を見渡す

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