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社会と特撮に関するKasugaReiのブックマーク (3)

  • 国家/内戦/シン・ゴジラ - 過ぎ去ろうとしない過去

    地の上にはこれと並ぶものなく、これは恐れのない者に造られた ――ヨブ記41.33 近代国家を聖書に出てくる大怪獣リヴァイアサンに喩えたのはホッブズであった。ホッブズによれば、人間の自然状態は万人の万人に対する闘争であり、そこに安息は無い。従って人間たちは自らの権利を国家へと委譲する契約を結び、国家の保護を得る。保護と服従の関係が、国家と国民の関係を規定する。国家はその領域において唯一の主権的共同体である。 カール・シュミットは、『政治的なものの概念』において、国際社会を複数のリヴァイアサンが競合する多元的な空間として考えている。国際間においては、国家の国民に対する保護は、他の国家からの保護でもある。むしろ国民は他の国民に対抗するために国家をつくる。国民の結集は、「政治的なもの」によって行われる。つまり、友と敵の存在論的な区別によって行われる。国家の主権者は、政治の概念に即して、国家の敵を正

    国家/内戦/シン・ゴジラ - 過ぎ去ろうとしない過去
    KasugaRei
    KasugaRei 2016/09/13
    おそらく庵野監督他制作陣は自分が面白いと信ずるものを作ろうとしか意識してなかったろうし、私もそれを楽しんだのだが、一方で、その意識の在り方の社会的政治的な位置・意義を批判する事にも勿論意義がある。
  • 東京中を破壊するゴジラが、いつも素通りする場所とは? 「シン・ゴジラ」が暗示する日本のあやうさ(中川 右介) @gendai_biz

    文/中川右介 「怪獣映画」というより「災害映画」 『シン・ゴジラ』を公開初日(7月29日)の午前中に観てきた。 「公開日まで内容については一切もらさない」との趣旨の誓約書に署名捺印しなければ試写も見られないという、かつてない情報管理がなされたことが映画業界では話題になっていた。 その話を聞いて「国家機密より厳しいのか」と言って笑っていたのだが、なるほど、映画そのものが「国家」を真正面から描いたものとなっていた。 東宝の社員各位は、日国を背負っている気分になってしまい、特定秘密保護法を適用し、『シン・ゴジラ』を特定秘密に指定したのだろう(これは皮肉です、念のため)。 秘密にしていたのは内容に自信がなく、試写を観た映画評論家やジャーリストたちが「つまらない」「たいしたことない」とネットなどに書き込むのを恐れているからだとの噂もあった。 さて、どうだったか。 怪獣映画を期待して観た人にとっては

    東京中を破壊するゴジラが、いつも素通りする場所とは? 「シン・ゴジラ」が暗示する日本のあやうさ(中川 右介) @gendai_biz
    KasugaRei
    KasugaRei 2016/08/08
    タイトルは実は本論ではないしオタク界隈では言い古された話だが、あえてそこに乗っかると、むしろ私は「皇居から出現するゴジラ」が見てみたかったり。アレこそが現代日本社会最大の宿痾ではあるまいか、という。
  • 「ゴジラ」シリーズ見た人1億人突破 実写映画で初 | NHKニュース

    人気映画シリーズ「ゴジラ」を見に来た人の数が、国内で製作・公開された実写のシリーズ映画として、初めて合計1億人を突破しました。 配給会社の東宝によりますと、「ゴジラ」シリーズは、平成16年に公開された28作目の「ゴジラ FINAL WARS」までの合計の観客動員数が、9929万人を超えていました。 そして、「シン・ゴジラ」が、公開初日から1日までの4日間で71万人の観客を集め、シリーズ全体の合計が1億人を突破したということです。 東宝によりますと、国内で製作・公開されたシリーズ映画を見に来た人の数は、これまでに「映画ドラえもん」が唯一1億人を超えていますが、実写映画では今回が初めてだということです。 東宝は「1億人突破という記録を打ち立てられたのは、皆さんにゴジラを愛していただいた賜物(たまもの)です。当にありがとうございました」とコメントしています。

    KasugaRei
    KasugaRei 2016/08/05
    松竹の《男はつらいよ》は全48作だけど全29作の《ゴジラ》シリーズに累計観客動員で負けてるのか。ゴジラは初期にまさしく怪物的ヒットが何作かあるからそれで稼いだか。
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