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  • アフガン地震は“四つ子地震”、「ありえない」と科学者ら唖然

    アフガニスタンのヘラート州ジンダジャン地区のスィア・アーブ村で、地震前に自宅があった辺りを歩く男性。アフガニスタンでは10月に入ってから同じ規模の大地震が4回立て続けに発生しており、村はそのうちの1つの被害を受けた。(PHOTOGRAPH BY LYNSEY ADDARIO, NATIONAL GEOGRAPHIC) 現地時間10月7日午前11時11分(日時間15時41分)、アフガニスタンのヘラート州でマグニチュード6.3の地震が発生した。ヒンドゥークシュ山脈の西端の断層が破壊され、人口の多いヘラート市が大きな被害を受け、近隣の多くの農村が瓦礫と化した。それからわずか23分後、同じくマグニチュード6.3の2回目の地震が発生した。 4日後の10月11日には、人々が瓦礫の中から遺体を回収している最中に、同じ地域で3回目のマグニチュード6.3の地震が発生し、傷ついた住民をさらに打ちのめした。死

    アフガン地震は“四つ子地震”、「ありえない」と科学者ら唖然
    KasugaRei
    KasugaRei 2023/10/24
    2016年4月の熊本地震が同じ震源域でM6.5の2日後にM7.3が発生するものだった。どちらも最大震度7。
  • 映画『インディ・ジョーンズ』が考古学にもたらしたもの

    パナマのエル・カーニョで金の装飾品を発掘する考古学チーム。映画『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』の公開を受けて、考古学が再び脚光を浴びている。(PHOTOGRAPH BY DAVID COVENTRY, NAT GEO IMAGE COLLECTION) 6月30日に公開された映画『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』は、1981年の『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』から始まったシリーズの最終作だ。実在か否かを問わず世界で最も有名な考古学者であるインディ・ジョーンズ博士は、今回もまた、多くの物の考古学者たちの目を丸くさせることになるかもしれない。 この映画の制作総指揮にあたったスティーブン・スピルバーグは、1975年に映画『ジョーズ』を制作してからサメが悪者扱いされるようになってしまったことを深く後悔していると語ったことがある。たしかに、多くのサメが狩られ、偏見が生じた。けれ

    映画『インディ・ジョーンズ』が考古学にもたらしたもの
    KasugaRei
    KasugaRei 2023/07/06
    西のインディ・ジョーンズ、東の稗田礼二郎。お話の中で冒険やら謎やらに巻き込まれがちな研究者の分野としては考古学者はわりと上位かも。逆にこの手の話で滅多に登場しない分野というと何だろう。
  • 【図解】NASA、太陽“かすめる”探査機を投入へ

    月への有人飛行から星間空間への到達まで、NASAは多くの難しいミッションを成功させてきた。しかし、地球から最も近い恒星である太陽へ探査機を直接送り出したことはない。何がそれを妨げてきたのか? 太陽の灼熱だ。(参考記事:「ボイジャー1号の太陽系外到達を確認」) 太陽自体の表面温度は約6000℃だが、コロナと呼ばれる一番外側の大気層の温度は約200万℃にもなる。(参考記事:「高温のコロナ、太陽活動の相関関係」) NASAの太陽探査ミッション「パーカー・ソーラー・プローブ」プロジェクトの科学者ニコラ・フォックス氏は、「太陽の表面と外層大気の温度逆転は大きな謎で、これまで誰も説明することができませんでした」と言う。(参考記事:「太陽表面の現象、実験室で再現に成功」) 2017年5月31日、NASAは、これまで「ソーラー・プローブ・プラス」と呼んでいた太陽探査機の名称を、1958年に太陽風を発見した

    【図解】NASA、太陽“かすめる”探査機を投入へ
    KasugaRei
    KasugaRei 2018/03/09
    コロナ内をフライバイするのか。コロナは摂氏100万度以上の高温とはいえ密度は極めて低いので、耐熱については太陽光球からの輻射だけに対処すれば良いのだろうけど。
  • 【動画】通学路は断崖絶壁、中国四川省

    【動画】命がけで断崖絶壁を登らせてまで、子供に通学させますか? それを実践している子供たちの映像です。(解説は英語です) 中国南西部の山奥。これまで子供たちは、震えあがるほど切り立った絶壁を伝って命がけで通学していたが、最近、ようやく安心して上り下りできるようになった。2016年11月に鉄製のはしごが設置されたおかげだ。 子供たちが住む村、阿土勒爾村(アトゥラール村)は、中国南西部、四川省の人里離れた山岳地にある。子供たち(最年少はわずか6歳)は、ぐらぐらと揺れる頼りないはしごを使い、絶壁を這うようにしながら学校へ向かう。北京の大衆日刊紙「新京報」がその様子を報じたところ、その写真はあっという間に拡散した。通学路には安全を期するための手すりはなく、命綱もつけていなかったのだ。(参考記事:「中国 巨岩の帝国」) 断崖を命がけで通学する写真によって、村と子供たちが一躍有名になったことで、地元当

    【動画】通学路は断崖絶壁、中国四川省
    KasugaRei
    KasugaRei 2017/03/02
    いくら「以前よりは安全」とはいえ、個人的にはまだこれでもちょっと勘弁願いたい……。学校教育支援の観点からは、むしろ遠隔授業で活路を開くべき局面のような気も。
  • 第1回 世界の「雪男伝説」をDNA鑑定してみた

    なぜヒト属は、われわれ現生人類(ホモ・サピエンス・サピエンス)ただ1種しか残っていないのか。ネアンデルタール人をはじめとした旧人は、なぜ絶滅してしまったのか。熾烈な生存競争の結果、より辺境の地へと追い立てられた旧人は、やがて人跡未踏の山岳地帯の奥に姿を消す。そこで彼らは絶滅したのではなく、実は息を潜めて住み永らえてきた。 「山の奥で毛むくじゃらの大男に遭遇した」とする雪男伝説が真実味を持つのは、同じような話が世界各地で伝えられているからだ。北米カナダのロッキー山脈では、その巨大な足跡からビッグフットと呼ばれる未確認生物が知られている。その地方の先住民の間では、昔からサスクワッチと呼ばれて恐れられていた。他にもヒマラヤのシェルパやヤク飼いの間で信じられているイエティ、中央アジアのアルマスティ、東南アジアのスマトラ島を徘徊するオランペンデクと、枚挙にいとまがない。 そして、その真偽を突き止めよ

    第1回 世界の「雪男伝説」をDNA鑑定してみた
    KasugaRei
    KasugaRei 2016/11/27
    もし本当にヒマラヤ山中にホッキョクグマの近縁種が生息しているとしたらそれはそれで大発見だが、永久氷中で保存されていた絶滅種の遺骸由来のサンプルだった、みたいな可能性もあったりする?
  • 【解説】ホーキング博士らの超高速宇宙探査計画

    アルファ・ケンタウリは、南半球からよく見える青みがかった明るい星で、地球から約4光年のところにある。(PHOTOGRAPH BY ESO) シリコンバレーで活躍する億万長者のロシア人が、理論物理学者のスティーブン・ホーキング博士をはじめとする友人たちと協力して、地球から最も近い恒星へ超小型の宇宙船を飛ばそうとしている。4月12日、起業家のユーリ・ミルナー氏らが発表したその「ブレイクスルー・スターショット(Breakthrough Starshot)」というプロジェクトがそれだ。この夢のある冒険については、知りたいことがいろいろあるのではないだろうか。そこで、基的な内容をQ&A形式で解説してみたい。(参考記事:「ブラックホールは存在しない? ホーキング氏が新説」) ――ブレイクスルー・スターショットとはどんな計画? 目標は、切手サイズの超軽量宇宙船「ナノクラフト」を、地球に最も近い恒星系で

    【解説】ホーキング博士らの超高速宇宙探査計画
    KasugaRei
    KasugaRei 2016/08/25
    現在の技術で現実的期間内に(プロキシマを含む)アルファ・ケンタウリに探査機を送るのは可能だという提言。問題は、その投資が我々の社会において本当に優先すべき事柄かという事だが。
  • 肛門の起源の定説白紙に、クシクラゲも「うんち」

    エイリアンのような外見のクシクラゲは、見た目はクラゲと似ているものの、まったく別の動物だ。大きく異なるのは、クラゲがひとつの穴から事も排泄も行うのに対し、クシクラゲは口とは異なる肛門孔をもつ点で、これがその様子を初めて撮影した映像。新たな研究によると、きわめて根的なところで、クシクラゲと我々には共通点があるのかもしれない。(肛門孔から排泄する様子は1:10前後から。字幕解説は英語です)(Video courtesy William Browne) 肛門の起源について、定説はこうだ。かつて、あらゆる動物の祖先はただの塊に口がひとつあるだけの単純な生物で、その穴で事も排泄も行っていた。しかし、長い時を経て、体が細長くなるとともに、口と反対の端にもっぱら排泄を行う肛門ができ、口と肛門の間には消化管のある動物があらわれた。 この定説は、現生の動物を観察した結果生まれたものだ。植物と勘違いされ

    肛門の起源の定説白紙に、クシクラゲも「うんち」
    KasugaRei
    KasugaRei 2016/08/25
    クラゲ(刺胞動物)やクシクラゲ(有櫛動物)は新口動物と旧口動物の分岐より更に以前に分岐した動物だとの従来説が揺らいでいるのか。cf. https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8B%95%E7%89%A9#.E5.8B.95.E7.89.A9.E3.81.AE.E5.88.86.E9.A1.9E
  • 古代人は「絵文字」を使っていた?

    古代の画家たちは、動物の姿を洞窟の壁に描いただけではなく、謎めいた幾何学的な記号も数多く残している。フランスの有名なラスコー洞窟の壁画には、シカの下に、黒い四角や点が描かれている。(PHOTOGRAPH BY SISSE BRIMBERG, NATIONAL GEOGRAPHIC CREATIVE) 疾走する馬や突進するバイソン――。氷河期だった1万年以上前に、ヨーロッパの洞窟に描かれた躍動感ある壁画は、多くの考古学者の研究心をかき立ててきた。その一方で、こうした絵の脇に添えられることがある単純な幾何学的な記号に注意を払う研究者はほとんどいなかった。それらの意味がわからず、単なる装飾だろうと片付けられてきたのだ。(参考記事:2015年1月号「人類はいつアートを発明したか?」) しかし、ナショナル ジオグラフィック協会のエマージング・エクスプローラーで、カナダのビクトリア大学博士課程在籍中の

    古代人は「絵文字」を使っていた?
    KasugaRei
    KasugaRei 2016/06/03
    “後期旧石器時代に大陸全域で使用されていた記号は、わずか32種類しかなかった” 「論理記号が2つのみで、13重以上の関係代名詞構文を有する言語」みたいな素敵フレーズ。
  • 家の中に坂や川? ユプノ族の言語世界を解明

    山の中腹に点在する伝統的な家。パプアニューギニアのユプノ渓谷で撮影。(Photograph by Rafael Núñez) シベックさんの家は斜面に建っていて、扉は坂の上に面している。つまり扉の外は上り坂だ。ところが、扉から反対を向いて家の奥に進むとき、彼は「上り坂」を歩いている。家の床は水平であるにもかかわらずである。なぜなら、シベックさんたちの言語では、屋内には屋外と無関係な架空の坂が存在するためだ。 これは、ユプノ族の言語に見られる顕著な特徴の一つだ。パプアニューギニアのフィニステラ高原に暮らす約8000人がこの言語を話す。世界を見渡すと、左・右などの体を中心とした対比、東・西などの基的な対比が多くの言語で使われているが、ユプノ語では現地の地形を基準に空間的な関係が表現される。(参考記事:「各地で火山噴火:パプアニューギニア」) 環境を基準にした方位の表現は決して珍しくない。北極

    家の中に坂や川? ユプノ族の言語世界を解明
    KasugaRei
    KasugaRei 2016/04/19
    地域の地理的環境から語法や文法に密接な影響を受けている言語の例。最初期の言語はこのようにかなり狭い共同体ごとに独立して発達し、その後相互に吸収・統合されて語族化したのかも、などと想像させられる。
  • 21年後に巨大ブラックホールが衝突へ

    NASAのNuSTAR望遠鏡が撮影した衝突する2つの銀河。どちらの銀河も中心部に巨大なブラックホールがあるので、近い将来、ブラックホールどうしが激しい衝突を起こして、重力波を送り出すはずだ。(PHOTOGRAPH BY NASA/JPL-CALTECH/GSFC) 天文学者が想像する宇宙で最も激しい衝突現象は、2つの巨大ブラックホールどうしの衝突だ。この現象が目撃されたことはまだないが、このほど『アストロフィジカル・ジャーナル・レターズ(Astrophysical Journal Letters)』誌に掲載された論文によると、近いうちに見ることができるかもしれない。 論文を執筆した米メリーランド大学の天文学者ティンティン・リュー氏らは、宇宙の端近くで周期的に増減する光が、2つの巨大なブラックホールの存在を知らせていると主張する。ブラックホールの質量は合わせて恒星100億個分にもなり、お互い

    21年後に巨大ブラックホールが衝突へ
    KasugaRei
    KasugaRei 2015/04/27
    ちょっと勢い余って裸の特異点とかできたりしませんかね?
  • 17世紀に出現した謎の天体、星の衝突だった

    こぎつね座CK。これまでごく普通の新星爆発の残骸と考えられていた。(Photograph by ESO/T. Kamiński) 17世紀にヨーロッパ各地の空で観測された激しい爆発は、どうやら「新星」ではなく、めったに見られない星の衝突だったとする研究成果が23日、学術誌『nature』に発表された。 天文学者たちは長い間、この天体を新星と考えていた。新星とは恒星の表面に起こる爆発のこと。恒星が一生を終える際の超新星爆発に比べると規模は小さい。 ところが発表された論文によると、17世紀の爆発の残骸である「こぎつね座CK」を詳細に調べたところ、二つの星が激しく衝突する際に起こる「レッド・トランジェント(高輝度赤色新星)」と呼ばれる現象であることがわかった。 レッド・トランジェントは比較的珍しいタイプの星の衝突とされる。今回の論文を執筆したヨーロッパ南天天文台のトマシュ・カミンスキー氏による

    17世紀に出現した謎の天体、星の衝突だった
    KasugaRei
    KasugaRei 2015/03/27
    恒星同士の衝突による新星爆発(のようなもの)。『さよならジュピター』はブラックホールが太陽と衝突しそうになる話だったが、そういう派手な天体衝突は現実にそれなりの頻度で起こっているらしい。
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