新聞記者は、ウラを取って書けと言われるが、時に〈エビデンス? ねーよそんなもん〉と開き直る。政治部次長だった時に書いた朝日新聞のコラム「政治断簡」をまとめた著書「仕方ない帝国」(河出書房新社)が評判だ。キチッとした優等生の文章が当然の朝日において、時に〈『レッテル貼りだ』なんて…
21日、都内で「池上彰の2018 世界を見に行く」(テレビ東京系/1月3日17時55分~)の取材会が行われ、ジャーナリストの池上彰氏(67)とテレビ東京の大江麻理子(39)、相内優香(31)が登場した。 同番組は毎年恒例の池上彰新春特番。今日本を揺るがす北朝鮮ミサイル問題、トランプ政権を中心に、仕事始めを翌日に控えたビジネスパーソン向けの硬派な報道番組として放送を重ねている。 池上氏は今回、白人至上主義をどのような論理で説いているのかKKKを取材。 「『目指すべきは日本だ』と言っているのを聞き、世界からそう思われているのか、と衝撃でした」と感想を語った。 今年は選挙イヤーで、池上無双炸裂の年だったが、「働き方改革が叫ばれた年でしたが、自分自身が忙殺された一年になり、大変反省しております」と述べると、大江が「テレ東が働かせすぎたから……」とボソリ。池上氏は18年元日には早朝6時30分から「池
レイプ被害を訴えているジャーナリストの伊藤詩織さん(28)が手記「ブラックボックス」を出版し、24日、日本外国特派員協会で会見を開いて「捜査や司法システムの改正に加え、社会の意識を変えていくこと、被害者の救済制度の整備が必要です」と訴えた。 伊藤さんは15年4月、元TB…
卑劣な行為である。官房長官の定例会見に社会部記者ながら出席、加計学園問題で菅長官を追い詰めた東京新聞の望月衣塑子記者に対し、なんと「殺害予告」があったという。 関係者によると、物騒なその電話は、今月4日の午後9時ごろ、東京新聞の代表電話にかかってきた。電話の主は中年男性。 夜間のため、警備員が対応したが、会見での菅官房長官と望月記者とのやりとりを理由に、「ネットニュースに出ている記者は、なぜ政府の言うことに従わないのか」「殺してやる」という趣旨を一方的にまくしたてたという。 望月記者の会見での質問については、産経新聞が今月1日、〈東京新聞記者、官房長官に迷質問「北要求に応じて調整しているか」〉と題した記事を掲載。「米韓合同訓練を批判し、北朝鮮を擁護するような質問が飛び出した」と報じた。 さらに産経は翌2日、首相官邸報道室が加計問題をめぐる望月記者の質問に不適切な点があったとして、「書面で東
「すごく怖かった。あの時のことは絶対に忘れない」 “もうひとりのマララ”と呼ばれるパキスタン人のナビラ・レフマンさん(13)が来日。都内で16日会見し、3年前にその身を襲った空爆の恐怖を語った。 ナビラさんがノーベル平和賞を受賞したマララ・ユスフザイさん(18)と… この記事は有料会員限定です。 日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。 (残り591文字/全文731文字) ログインして読む 初回登録は初月110円でお試し頂けます。
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