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ブックマーク / imayoshi.web.fc2.com (3)

  • 論文が通った時 - 1

    論文が通った時 -1 私が主として実験を遂行して(手を動かして)、論文発表にこぎ着けれたのは、現時点で計8報である。 その中で、以下の論文、 Imayoshi, I., et al., Roles of continuous neurogenesis in the structural and functional integrity of the adult forebrain. Nature Neuroscience 11: 1153-1161. (2008) は、私が大学院生の時にメインで取り組んでいた研究テーマで、M1(修士一回生)の冬から研究を開始して、論文投稿を開始したのはD3(博士三回生)の夏だったので、論文投稿にこぎ着けれるまでに3年半くらい掛かっている事になる。その後、アクセプトになったのはさらに丸一年後なので、論文として世に送り出せるのにほぼ4年近く掛かっている事になる

  • 有名ジャーナルに論文が掲載される意義

    論文の審査は水物である。大学院時代も含めて、たかだか10年の研究者キャリアでしかないが、現段階では、そう思ってしまう。 以下は、生命科学系の雑誌における論文原稿の審査過程である。 通常、自分の論文を載せてもらいたいジャーナル(雑誌)にマニュスクリプト(論文原稿)を投稿すると、まずはエディター(編集者)の第一次審査が行われる。審査に値すると判断された場合は、レビューワー(審査員)の所にマニュスクリプトが転送され、より専門的な視点から審査(ピアレビュー)が行われる。 エディターは大学や研究所の研究者が兼任している場合もあるし、ジャーナル専任の場合もある。Cell、Nature、Science(俗に云うCNS)やその姉妹紙には専任エディターがいる。兼任エディーターは経験豊富な研究者や有力な研究者が、研究や教育の合間を縫って実質ボランティアで行っている場合が多い。専任エディターは、大学院を出てPh

  • 論文審査について

    論文の審査は水物である。大学院時代も含めて、たかだか10年の研究者キャリアでしかないが、現段階では、そう思ってしまう。 以下は、生命科学系の雑誌における論文原稿の審査過程である。 通常、自分の論文を載せてもらいたいジャーナル(雑誌)にマニュスクリプト(論文原稿)を投稿すると、まずはエディター(編集者)の第一次審査が行われる。審査に値すると判断された場合は、レビューワー(審査員)の所にマニュスクリプトが転送され、より専門的な視点から審査(ピアレビュー)が行われる。 エディターは大学や研究所の研究者が兼任している場合もあるし、ジャーナル専任の場合もある。Cell、Nature、Science(俗に云うCNS)やその姉妹紙には専任エディターがいる。兼任エディーターは経験豊富な研究者や有力な研究者が、研究や教育の合間を縫って実質ボランティアで行っている場合が多い。専任エディターは、大学院を出てPh

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