ダイエットのために、プチ断食を試したことがあるという人もいるのでは。食べ物をろくに食べないので体重が減るのはもちろんだが、断食にはそれ以外にも体に好影響があるとか。 なんでも、1年に8日程度断食をすると、体の免疫力が格段にアップすることがわかったというのだ。 半年に1度の断食で免疫システムを再生 米南カリフォルニア大学のValter Longo氏によれば、空腹状態になると体がエネルギーを蓄えようとし、不必要な免疫細胞がリサイクルされるそう。 同氏の研究チームがおこなった実験では、6カ月に1度2~4日間絶食することで体がサバイバルモードに切り替わり、蓄積された脂肪や糖分を使い始めたり、古い細胞を分解し始めたりすることが明らかに。 その後、幹細胞に全システムを再生するよう信号が送られ、新たな免疫システムがつくられるのだという。 化学療法中のがん患者にも効果的 絶食による免疫力の強化は、加齢や化