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ブックマーク / akiba-souken.com (14)

  • なぜ今、「モスピーダ」なのか? 監督・メカデザイナーの荒牧伸志氏が、80年代メカのロマンを語る!【アニメ業界ウォッチング第69回】 - アキバ総研

    2020年7月末、タツノコプロから「機甲創世記モスピーダ」の新プロジェクト「GENESIS BREAKER」が発表され、驚いた人も多いだろう。「モスピーダ」がテレビ放送されたのは1983年10月だから、実に37年前。その間、新しい映像作品が製作されることはなかったが、新たな設計による玩具製品は多数つくられ、ファンから歓迎された。 番組は可変戦闘機レギオス、バイクからパワードスーツに変形するモスピーダが同時に活躍する内容だったが、そもそもの企画の発端、そして息長い人気の秘密とは? 当時、メカデザイナーとして「モスピーダ」の中核を担った荒牧伸志さんにお話をうかがった。 最初はポリスアクション物だった? モスピーダの企画初期案 ── 「機甲創世記モスピーダ」がデビュー作だそうですが? 荒牧 アニメのメカデザインとしては、デビュー作になりますね。それ以前はフリーのデザイナーとして、タカラ(当時)の

    なぜ今、「モスピーダ」なのか? 監督・メカデザイナーの荒牧伸志氏が、80年代メカのロマンを語る!【アニメ業界ウォッチング第69回】 - アキバ総研
  • 「チャージマン研!」CFが浮き彫りにした映像業界の抱える問題 - アキバ総研

    コンテンツはアキバ総研が制作した独自コンテンツです。またコンテンツでは掲載するECサイト等から購入実績などに基づいて手数料をいただくことがあります。 「チャージマン研!」は、1974年にTBSテレビで放送された10分の帯番組である。放送当時は大きな話題にはならなかったものの、2000年代後半に、あまりにも低予算な制作体制によるご都合主義というか、シュールな展開がニコニコ動画などの動画サイトで話題となり、やがてCS局などで再放送がスタート。 ついには「マツコ&有吉の怒り新党」をはじめとするバラエティ番組でとりあげられるようになると、そのあまりにも強烈な内容が日全国に知れ渡ることとなった。 その結果、「チャージマン研!」は多くの人々から愛されるようになり、主人公・研をはじめとする登場キャラクターをあしらった数多くのグッズやサウンドトラック発売、はてはまさかの舞台化を果たすなど、その人気

    「チャージマン研!」CFが浮き彫りにした映像業界の抱える問題 - アキバ総研
  • 「伝説巨神イデオン」から40年、キャラクターデザイナーの湖川友謙氏が振り返る“あの時代”【アニメ業界ウォッチング第68回】 - アキバ総研

    「機動戦士ガンダム」(1979年)で評価を得た富野由悠季監督が、翌1980年に監督したテレビシリーズが「伝説巨神イデオン」だ。キャラクターデザイナー、アニメーションディレクター、色彩監督を担当した湖川友謙さんは、放送当時30歳。1982年7月の劇場版「THE IDEON 接触篇/発動篇」公開まで2年以上もの間、「イデオン」に関わり続けた。 放送から40年が経過したいまなお、熱狂的に支持される「イデオン」を中心に、湖川さんに1970年代末~1980年代前半のお仕事、富野監督とのやりとりを振り返っていただいた。 イデオンに対して、なにか不満があるとしたら…… ── 湖川さんが富野由悠季監督作にキャラクターデザイナーとして初めて参加したのは、「無敵鋼人ダイターン3」(1978年)の敵側デザインでしたね。 湖川 そう、最初は全キャラクターのデザインを頼まれていました。ところが1週間ぐらい用事があっ

    「伝説巨神イデオン」から40年、キャラクターデザイナーの湖川友謙氏が振り返る“あの時代”【アニメ業界ウォッチング第68回】 - アキバ総研
  • アニメーター・横田拓己 ロングインタビュー!(アニメ・ゲームの“中の人” 第38回) - アキバ総研

    コンテンツはアキバ総研が制作した独自コンテンツです。またコンテンツでは掲載するECサイト等から購入実績などに基づいて手数料をいただくことがあります。 ライターcrepuscularの単独インタビューシリーズ第38回は、アニメーターの横田拓己さん。アニメ制作会社AICの若きホープとして「喰霊-零-」、「ストライクウィッチーズ2」、「そらのおとしものフォルテ」、「R-15」、「えびてん 公立海老栖川高校天悶部」などに参加し、美少女もの作品で頭角を現した横田さんは、「プピポー!」でキャラクターデザインを初担当。フリーになってからも原画や作画監督で大車輪の活躍を見せ、ファンの間では「幸腹グラフィティ」の総作画監督や「三ツ星カラーズ」のキャラクターデザイナーとしてもその名を知られている。新作「波よ聞いてくれ」のキャラクターデザインではこれまでにないチャレンジもあったようで、2020年4月の放送

    アニメーター・横田拓己 ロングインタビュー!(アニメ・ゲームの“中の人” 第38回) - アキバ総研
  • キャラクターからメカニックまで――デザイナー・安田朗のこれまでとこれから【アニメ業界ウォッチング第61回】 - アキバ総研

    コンテンツはアキバ総研が制作した独自コンテンツです。またコンテンツでは掲載するECサイト等から購入実績などに基づいて手数料をいただくことがあります。 富野由悠季監督の最新作『Gのレコンギスタ I』「行け!コア・ファイター」が先月公開され、2020年1月にも追加上映が決まっている。主役ロボットのG-セルフに“瞳”が描かれたことでも反響を呼んだが、そのG-セルフをデザインしたのが安田朗さんだ。 「∀ガンダム」(1999年)のキャラクターデザイナーとしてアニメ業界で初仕事。以降も「コードギアス 反逆のルルーシュ」(2006年)、「モーレツ宇宙海賊」(2012年)などでキャラ、メカ問わずにデザイナーとして活躍している。 しかし、アニメ業界で地歩を固めるまでの道筋は、決して平坦ではなかったようだ。 やる気を出せば何でもできるけど、やる気がなければ何もない ── 安田さんといえば、「∀ガンダム

    キャラクターからメカニックまで――デザイナー・安田朗のこれまでとこれから【アニメ業界ウォッチング第61回】 - アキバ総研
  • 半世紀にわたり巨大ロボットを演出しつづけた先に、何が見えるのか? 富野由悠季監督インタビュー【アニメ業界ウォッチング第60回】 - アキバ総研

    富野由悠季総監督の最新作『Gのレコンギスタ Ⅰ』「行け!コア・ファイター」の劇場上映が、今月2019年11月29日に迫った。 富野監督は『機動戦士ガンダム』(1979年)で知られる作家だが、ガンダムシリーズだけでなく『伝説巨神イデオン』(以下『イデオン』)(1980年)といった80年代作品、『ブレンパワード』(1998年)などの90年代作品、00年代の『OVERMANキングゲイナー』(以下『キングゲイナー』)(2002年)、そして『ガンダム Gのレコンギスタ』(2014年・テレビ版)と、40年以上も一貫して巨大ロボットというモチーフと向き合いつづける稀有な演出家である。 今回は巨大ロボットのデザイン、演出、劇中での生かし方に焦点を絞って、お話をうかがった。 起承転結という原理原則を外すと、観客は離れてしまう ── ロボットアニメには「敵の来襲→出撃→苦戦しながらも勝利→帰還」というパターン

    半世紀にわたり巨大ロボットを演出しつづけた先に、何が見えるのか? 富野由悠季監督インタビュー【アニメ業界ウォッチング第60回】 - アキバ総研
  • アニメーター・堀内博之 ロングインタビュー!(アニメ・ゲームの“中の人” 第37回) - アキバ総研

    コンテンツはアキバ総研が制作した独自コンテンツです。またコンテンツでは掲載するECサイト等から購入実績などに基づいて手数料をいただくことがあります。 連載第37回は、1980年代より業界の最前線で描き続けているスーパーアニメーター、堀内博之さん。1990年代にはテレビ版「天地無用!」のキャラクターデザインや「名探偵コナン」の作画で衆目を集めた堀内さんだが、現在も「弱虫ペダル」や「幼女戦記」の主力アニメーターとしてアクションや重要シーンを任され、ジャパニメーションの屋台骨を支え続けている。「しにがみのバラッド。」、「神曲奏界ポリフォニカ」、「クロスアンジュ 天使と竜の輪舞」などで見せてくれた筆絵も、堀内さんを語るうえでは欠かせない。「女子高生の無駄づかい」では「すごい」アニメと称して、アバン原画を全話数手がけたのもとてもユニークだ。そんな一見常勝に見える堀内さんにも、実は一生付き合わな

    アニメーター・堀内博之 ロングインタビュー!(アニメ・ゲームの“中の人” 第37回) - アキバ総研
  • “やられメカ”から世界観を構築する――。出渕裕の仕事と美学【アニメ業界ウォッチング第57回】 - アキバ総研

    コンテンツはアキバ総研が制作した独自コンテンツです。またコンテンツでは掲載するECサイト等から購入実績などに基づいて手数料をいただくことがあります。 出渕裕氏のデザインしたロボットといえば、「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」(1988年)のνガンダム、「機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争」(1989年)のアレックス、「機動警察パトレイバー」(1988年)のイングラムなど、現在でも新たに商品化される超人気メカが多い。 しかし、10代でアニメ業界に出入りするようになった出渕氏は主役ロボットではなく、1話かぎりで倒されてしまう敵側のロボット、俗に言う“やられメカ”専門のデザイナーとして制作現場で重宝された。その長い仕事歴の裏には、物語や作品に対する独特の美学が息づいていた。 僕が描いていたのは、絵コンテ用のアイデアラフだった ── 出渕さんが敵メカをデザインしたのは、「闘将ダイモ

    “やられメカ”から世界観を構築する――。出渕裕の仕事と美学【アニメ業界ウォッチング第57回】 - アキバ総研
  • 矢立文庫「エンタングル:ガール 」完結記念インタビュー・前編 - アキバ総研

    コンテンツはアキバ総研が制作した独自コンテンツです。またコンテンツでは掲載するECサイト等から購入実績などに基づいて手数料をいただくことがあります。 アニメーション制作会社・サンライズが運営するWebサイト「矢立文庫」(http://www.yatate.net/)で連載中の小説「エンタングル:ガール 舞浜南高校映画研究部」は、2006年に放送され人気を博したTVアニメ「ゼーガペイン」のノベライズ作品だ。 カミナギ・リョーコを主人公とした作は、2016年10月にイベント上映されたアニメ「ゼーガペインADP」の作中の時間軸で、“カミナギ・リョーコがいかに行動していたのか”という、誰もが気になるポイントにスポットを当てた内容となっており、「ゼーガペイン」ファンからの注目を集めている。 アキバ総研では、いよいよ明日(4月27日)、最終回を迎える作の宣伝担当、サンライズ・渋谷誠さんと著者

    矢立文庫「エンタングル:ガール 」完結記念インタビュー・前編 - アキバ総研
  • 名作OVA「機神兵団」石山タカ明監督インタビュー - アキバ総研

    コンテンツはアキバ総研が制作した独自コンテンツです。またコンテンツでは掲載するECサイト等から購入実績などに基づいて手数料をいただくことがあります。 「天地無用! 魎皇鬼」「モルダイバー」「幽幻怪社」「グリーンレジェンド乱」――TVアニメでは表現できないエッジなビジュアルや、ストーリー、キャラクター表現などで、一世を風靡したパイオニアLDCのOVA作品。その中でも、とりわけ異彩を放っていたのが「機神兵団」という作品だ。 第2次世界大戦前夜。謎の敵・エイリアンによってもたらされた技術をもとに、列強各国は巨大ロボット兵器「機神」の開発に成功。米、英、仏、日の連合組織「機神兵団」、ナチスドイツ、関東軍、そしてエイリアンといったさまざまな組織が、謎の装置「モジュール」を巡って死闘を繰り広げるという作は、SF、サスペンス、アクション、ロボットものといった数多くのフックが存在する、名作アニメだ

    名作OVA「機神兵団」石山タカ明監督インタビュー - アキバ総研
  • デジタルと出会ってから何が変わったのか? 河森正治の発想と実験【アニメ業界ウォッチング第54回】 - アキバ総研

    コンテンツはアキバ総研が制作した独自コンテンツです。またコンテンツでは掲載するECサイト等から購入実績などに基づいて手数料をいただくことがあります。 メカニックデザイナーでありアニメーション監督でもある河森正治の過去40年間の仕事を網羅した大展示会「河森正治EXPO」の開催が、2019年5月31日に迫った。 河森正治がアニメ業界に引き起こしたブレイクスルーは数知れないが、そのひとつが1990年代前半、テレビアニメに3DCGを導入したこと。「マクロス7」(1994年)のオープニング、ダイナミックに回り込む背景に仰天した人は多いのではないだろうか? 単に新しいことにトライするというよりは、時代の変化を先読みする勘のよさ、他人が手出ししない領域に分け入る豪胆さが河森正治のクリエイティビティの根底にある。「河森正治EXPO」の準備に追われる合間をぬって、ご人にインタビューを試みた。 199

    デジタルと出会ってから何が変わったのか? 河森正治の発想と実験【アニメ業界ウォッチング第54回】 - アキバ総研
  • アニメーター・伊部由起子 ロングインタビュー!(アニ... - アキバ総研

    コンテンツはアキバ総研が制作した独自コンテンツです。またコンテンツでは掲載するECサイト等から購入実績などに基づいて手数料をいただくことがあります。 インタビューシリーズ「アニメ・ゲームの“中の人”」第27回は、アニメーターの伊部由起子さん。伊部さんは「ななついろ★ドロップス」、「ジュエルペット てぃんくる☆」、「ちえりとチェリー」、「鬼斬」、「魔法少女 俺。」のキャラクターデザインで、ファンから高い評価を得ている。また、「ソウルイーターノット」では2頭身キャラ(SDキャラ、ちびキャラ)のアイキャッチを全話描くという、一風変わったキャリアも持っている。もともとアニメ業界に入るつもりはなかったという伊部さんだが、彼女の心を変えさせたのは、師匠でアニメーション監督の山天志さんからの熱烈なスカウトであった。「冒険遊記プラスターワールド」、「Φなる・あぷろーち」、「魔法先生ネギま!」、「鍵

    アニメーター・伊部由起子 ロングインタビュー!(アニ... - アキバ総研
  • アニメ業界ウォッチング:キャラクターデザイナー毛利和昭 - アキバ総研

    コンテンツはアキバ総研が制作した独自コンテンツです。またコンテンツでは掲載するECサイト等から購入実績などに基づいて手数料をいただくことがあります。 「料理の味」という目に見えない感覚を、ありとあらゆる手を尽くして表現し、結果的にアクション物、ロボット物のような時空を超越した演出が続出した異色の料理対決アニメ「ミスター味っ子」。原作は寺沢大介さんの漫画だが、アニメ化にあたっては「ジャイアントロボ THE ANIMATION -地球が静止する日 -」「機動武闘伝Gガンダム」などの今川泰宏さんが監督を務め、サンライズが制作。後半のキャラクターデザインを担当したのが、「ポケットモンスター」シリーズでも知られる毛利和昭さんだ。 今回は「ミスター味っ子」のBlu-ray BOX発売を前に、毛利さんに制作当時の様子を赤裸々に語っていただいた。 ロボット物の作画に明け暮れていたアニメアール時代 ─

    アニメ業界ウォッチング:キャラクターデザイナー毛利和昭 - アキバ総研
  • アニメ業界ウォッチング第24回:今年75歳、やぶれかぶれのアニメ人生! 丸山正雄インタビュー! - アキバ総研

    コンテンツはアキバ総研が制作した独自コンテンツです。またコンテンツでは掲載するECサイト等から購入実績などに基づいて手数料をいただくことがあります。 元マッドハウスの社長・丸山正雄氏が、新会社MAPPAを設立してから5年が経過した。その間、同社は「坂道のアポロン」「神撃のバハムート GENESIS」などすぐれたアニメ番組を制作してきた。2016年11月12日(土)に公開の決まった映画「この世界の片隅に」も、MAPPAの制作だ。 今年で75歳をむかえた丸山氏だが、どんな姿勢でアニメ制作と向き合っているのだろう? 猛暑の中、仕事場にお邪魔した。 来年、再来年に倒れても大丈夫な体制をつくっておく ──MAPPAの立ち上げから5年が経過して、現在の丸山さんのお立場は? 丸山 もともとは、マッドハウスを出て、新しいスタッフたちとで作品をつくるため、2011年にMAPPAを立ち上げました。設立か

    アニメ業界ウォッチング第24回:今年75歳、やぶれかぶれのアニメ人生! 丸山正雄インタビュー! - アキバ総研
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