ふづきです。 旅の目的は何か。 時に、自分でも答えに迷うことがある。 迷いがあるということは、心からそれを望んでいなかったり、自信に欠けていたり、ふとした拍子に思いついただけの発想だったり。要は、軽い気持ちでいるということなのかもしれない。沢山あり過ぎて迷うなんて、言い訳にすら聞こえてしまう。 ジメっとした水蒸気の塊は、普段だったら癒しのリズムを奏でてくれたりするものを、連弾のように絶え間なく続く楽しさを、「今」ではない時に「イマ」が来てしまうこともある。自分勝手な思考が、音符の調べをなぞることを忘れ、「個」として見てしまう今。 コトの繫がり、ヒトの繫がり、モノの繫がり。 集まることでしか見えてこない、分かり合えない、理解しがたい目の前に映っている事実が、きっかけを求めて彷徨う泥雲の最中。僅かに差し込む光の温かさに、ふっ…と、我に返り気付く時間の中で。考える程でもなかったことと、誰が教えて