熊本県は12日、同県南小国町の保育園の園児18人を含む52人が吐き気や下痢などの食中毒症状を訴えたと発表した。うち5人からノロウイルスが検出された。 県によると、9日以降、0~89歳の男女52人(男性19人、女性33人)が症状を訴え、うち15人が医療機関で受診した。重症の人はおらず、全員が快方に向かっているという。 この保育園では8日、餅つき大会が開かれた。園児や園の職員に加え、園児が持ち帰った餅を食べた家族にも症状が出たことから、県は餅が原因の食中毒と判断した。(大畑滋生)
福岡市は28日、同市博多区の居酒屋で牛の生レバーなどを食べた同区在住の女性4人が、下痢や腹痛などの食中毒症状を訴えたと発表した。このうち2人の便からカンピロバクターが検出された。市は生レバーが原因の可能性もあるとみて調べている。 市によると、症状が出たのは30代1人と10代2人、10歳未満1人の女性4人。家族5人で6日夜、牛の生レバーや焼き鳥、唐揚げなどを食べ、4人が9日午前中から症状を訴えた。いずれも軽症という。同じ店で食事をした他の客も食中毒症状を訴えており、市は店内の生レバーなどを持ち帰って調べている。 牛の生レバーは食中毒の恐れがあるとして、厚生労働省が7月1日から食品衛生法に基づき提供の禁止を決めている。【木下武】
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