大塚家具の創業者、大塚勝久氏(75)が4日、同社の身売り交渉が報じられたことを受け、朝日新聞のインタビューに応じた。手塩にかけて育てた会社や、3年前の「お家騒動」で争った長女の大塚久美子社長(50)に対するいまの心境を赤裸々に語った。主なやりとりは次の通り。 ――大塚家具が身売り交渉を進めていることが明らかになりました。どう受け止めますか? 「驚きました。大変なショックです。しかし、1日経って元気を取り戻しています。社員や取引先を守らないと。社員や取引先に申し訳ない」 ――貸し会議室大手のティーケーピー(TKP)が増資を引き受け、子会社化を検討しているようです。 「昨年11月にTKPと資本…