Intelは米国時間5月4日、待望のスマートフォンおよびタブレット向け「Atom」チップを発表した。同社が優位を占めるPC市場とは異なり、スマートフォンおよびタブレット市場には、多くの手ごわいライバル企業がひしめき合っている。 これまで「Moorestown」という開発コード名で知られていた「Atom Z6」プロセッサシリーズは、Intelチップにスマートフォン市場での「道を開く」ことになるとUltra Mobility Groupのディレクターを務めるPankaj Kedia氏は述べた。IntelのAtomはこれまで、主にネットブックに使用されており、すべての主要なPCメーカーに広く採用されて、爆発的なヒット製品になっている。 「Moorestownは、特にスマートフォン市場への参入を焦点としているが、タブレットに対しても非常にうまく動作し、適切に対応する」とKedia氏は述べた。チップ