2020年7月1日のブックマーク (2件)

  • お母さんとお父さんが口をきいてくれません - herako’s diary

    あの記事をこう読んだ人は、私以外にもいるのではないか。 私は、父親と母親がある時を境にパッタリと口をきかなくなった、その家族の中にいた子供である。 ことあるごとに何かしら小さな喧嘩を繰り返しては、それでもでこぼこと楽しくやってきていた家庭はあるとき唐突に終わりを迎えた。母は昔から気分の波が激しい人で子供に対しては過保護、父親はマイペースで拘りが強く子供に対しては放任主義の人であった。どこが合ったのか今となっては知りえないが、小さな頃はよく家族で旅行にも行った。父がくだらない冗談を言えば母がツッコミ、時に無茶をしそうになる父を母が止め、母が怒れば怒りすぎだよと父は笑ってとりなしてくれた。二人とも、しかし思ったことは素直に言う人間だった。 初めはいつもの喧嘩だと思った。 高校にあがってすぐの頃、両親は大きな喧嘩をした。らしい。 私はそこにはいなかった。と、思う。忘れてしまった。その喧嘩はいつも

    お母さんとお父さんが口をきいてくれません - herako’s diary
    Khvost
    Khvost 2020/07/01
    うちの両親も、ケンカすらしないほど疎遠になり、父が折れ、やがて死に、それでもなお母は父の悪口を言っている。母にとっての困難や障害は、夫婦で乗り越えるものではなく、父から与えられるものだったらしい。
  • 世代の違いと、語り口や言い回しのキツさの違い - シロクマの屑籠

    「うまく言えないけれど、あの年上の語り口はキツくて受け入れられない」 話は西暦2000年頃にさかのぼる。 私がウェブサイトを作り始めていた頃、しばしば年上の文筆家、ライター、ウェブサイト管理人の文章に嫌悪感をおぼえることがしばしばあった。 彼らが書いている内容に問題があったわけではない。ほとんどの場合、彼らは私に新しい知識をたくさん授けてくれたし、ウィットや世間知にも優れていた。彼らのなかには書籍を出版している人、学者をやっている人もいて、そういった人々の書籍や論文を読み感銘を受けることもあった。知の蓄積という意味では、彼らは尊敬に値する年上だった。 ところがインターネットで見かける彼らの語り口、きっと書籍や論文に比べてカジュアルに語っているであろう彼らの言い回しには、一種独特のキツさが感じられて、どうしても好きになれなかった。嫌いなものをケチョンケチョンにけなす口ぶり、見下す表現、乱暴に

    世代の違いと、語り口や言い回しのキツさの違い - シロクマの屑籠
    Khvost
    Khvost 2020/07/01
    リアルでの知名度や権威が上昇するほど、言いたいことをオブラートに包んだり口をつぐんだりする機会が増え、ネットで発散する傾向にあるような気はする。老いた人ほど幼児退行の反動がデカい的な。